
統一感のある部屋は素敵なライフスタイルを演出すると共に、毎日の暮らしにおいて充実感を感じるものです。
住む人自身が「インテリアに対して統一する」というコンセプトを持っていないと、妙に落ち着かない部屋になってしまいます。
ここではインテリアコーディネイトのカテゴリーについて考えてみたいと思います。
● 和風
畳や障子など、日本の伝統とも言えるインテリアです。ハウスダストやゴミなどが畳に付着しやすいので、子供さんの健康上、最近の若い女性には不人気ですが畳に寝そべる事ができるなど男性には人気のインテリアです。
● 和風モダン
90cm□の琉球畳や障子などを、わざとアイテムとして取り入れたライフスタイルです。市松模様のように畳を敷き詰めたり、雪見障子を取り入れたり、和式と洋式の調和を重視したインテリアです。
● 北欧スタイル
自然素材の布や白木などの素材感自身を前面に出すインテリアです。明るくてシンプルで実用的な家具をワンポイントとして配置し、デザイン性もふんだんに持ち合わせているのが特徴的です。使い込むほどに使用感が加わる家具類や飽きの来ないデザインが北欧スタイルの特徴だと言えるでしょう。
● モダンスタイル
飾り気のないシンプルなインテリアで、直線を多用し斬新なデザインなのが特徴です。一言で言えば「クール・スタイリッシュ」で、色使いは「モノトーン」が主流です。同じようなクールでスタイリッシュな家具とともに、独創的とも言える空間だと言えるでしょう。
● ナチュラルスタイル
自然、天然素材、木、ファブリックなどを多用する明るくてぬくもりのあるスタイルです。自然素材の木材にベージュやアイボリーを使い、癒しの空間だと言えるでしょう。
● アジアンスタイル
中国や韓国、インドネシアなどの民芸調の伝統的な工芸品などを用い、それらの統一感を持たせたインテリアです。素材としては竹や麻が主流で、自然素材や織物などでワンポイントのやすらぎや落ち着きを感じさせます。色目はブラウン系で、南方のリゾートホテルなどで眼にするインテリアです。
● カントリースタイル
一口にカントリーといってもヨーロッパカントリースタイルとアメリカンカントリースタイルに大きく分かれます。どちらにも共通するのは、素朴な素材を使った手作り感敵名雰囲気です。色目はブラウンが基調で木のぬくもりを感じさせます。アメリカンスタイルでは、カラフルな色のストライプを多用し、その色も黄色や青色と派手な色が多いのが特徴と言えるでしょう。ヨーロッパスタイルでは、パインなどの木材を使った家具でまとめるのが主流で、ぬくもりや温かみを感じさせます。
● クラシックスタイル
中世のヨーロッパで目にする鮮やかな色を使った濃厚な家具で統一するインテリアで、あらゆる調度品や家具を駆使し、豪華さや格式のある優雅か雰囲気を醸し出します。色目はダークブラウンを基調とした暖色系の深い色目でまとめるのが特徴です。
● シンプルスタイル
飾り気のない鉄や合板、プラスティックなどの現代的とも言える素材を使ったシンプルで単純とも言える家具でまとめるインテリアです。色は白を基調としたデザインでアクセントとしてのカラフルな色なども使用しません。ただ、クールになり過ぎないようにアイボリーなどの柔らかい色目を使用し、温かみを残すのがポイントだと言えるでしょう。
● ミッドセンチュリースタイル
デザイナーズ家具でコーディネイトするインテリアで、代表的なデザイナーと言えばやはり「イームズ」でしょう。1950年代を中心に活躍した「イームズ」は、とても才能のあるデザイナーと言われ、それらのデザイナーズ家具でインテリアを統一したインテリアです。
~あなたの昼が”陽の光”に満ち~
~あなたの夜が”愛”に満ちたものでありますように~