■ 変動金利のリスクを回避する方法!

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こんにちは。”私たちにちょうどいい家(R)プロジェクト”です。

9月も中頃に近くなると、すっかり秋らしい天気が増えましたね。秋を表す日といえば、秋分の日です。では、二十四節気のひとつ「秋分」とはどんな日か、「秋分の日」との違い、秋彼岸との関係など、秋分にまつわる豆知識もご紹介します。

◆今年の秋分はいつ?

2018年の秋分は、9月23日~10月7日です。秋分は二十四節気のひとつです。二十四節気は季節の移り変わりを知るためのもので、約15日間ごとに24に分けられています。二十四節気は期間なので、秋分(二十四節気の第16)から寒露(二十四節気の第17)までの期間をさし、毎年9月23日頃~10月7日頃にあたります。なお、日付は固定されているわけではなく年によって変わります。二十四節気は1年を太陽の動きに合わせて24等分して決められるので、1日程度前後することがあるからです。また、「今日は立秋です」のように、各節気に入る日をさす場合もありますが、秋分の場合は国民の祝日「秋分の日」になっています。ちなみに秋分前後の二十四節気の移り変わりは、白露→秋分→寒露となります。

◆秋分の日とは?

2018年の「秋分の日」は9月23日です。「秋分の日」は、二十四節気の秋分に入る日をさしています。太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、彼岸の中日です。国民の祝日になっており、国民の祝日に関する法律で「祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ」という趣旨になっているのは、彼岸の風習を踏まえているからです。

◆秋分と秋のお彼岸!

秋分の日を中日とした前後3日、合計7日間を彼岸といいます。春にも春分の日を中日とした彼岸があるので、春のお彼岸(春彼岸)、秋のお彼岸(秋彼岸)などと呼び分けることもあります。お彼岸にはお墓参りをする風習があり、お供えものの定番に「おはぎ」、この時期の花に「彼岸花」があります。

◆暑さ寒さも彼岸まで!

暦のうえでは立秋から立冬の前日までが秋で、秋分はその中間にあたります。秋分の日には昼と夜の長さがほぼ同じになり、それ以降は秋の夜長に向かいます。厳しかった残暑に目処がつくため、「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました。秋の趣がひとしおとなり夜も長くなっていきますから、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、物思う秋、食欲の秋……それぞれの秋を愉しんでください。

 

さて、今回は、賢い家づくりシリーズです。住宅ローンの変動金利のリスクを回避する方法をお伝えします。

■ 変動金利のリスクを回避する方法!

住宅ローンを選ぶ際に、多くの方が迷うのが、「固定金利」「変動金利」のどちらを選択するか、という点ではないでしょうか。

調査によると、2017年度ごろから、住宅ローンの変動金利を選ぶ人の割合が増加しており、調査結果では全体の56.5%と過半数以上が変動金利を選択しているという事です。このように変動金利の人気が高まっている背景には、変動金利の設定金利が、固定金利と比較すると低いこと、さらに、変動金利の金利水準を決める「短期プライムレート」が、過去20年にわたって1%台と低い数値で推移していることなどが挙げられます。低金利で住宅購入のための資金を借り入れでき、過去の実績から考えると、金利の大きな上昇が予測しにくいということもあり、今改めて変動金利が大きな注目を集めているのです。

ただし、住宅ローンの変動金利には注意点もあります。実際に「変動」と名がついているように、変動金利は半年に一回、金利の見直しが行われるのです。この時点で、基準となる短期プライムレートが上昇していると、返済額の増加や返済期間の延長などが起こり、家計がダメージを受けることにもなりかねません。

変動金利を選ぶ場合には、このような金利変動のリスクをどのように回避するか、ということが重要になってきます。そこで今回は、住宅ローンの変動金利のリスクを回避する方法をお伝えします。金利の低い変動金利を選びたいが、金利上昇のリスクもしっかり回避したいという方は、是非、参考にして下さい。

◆変動金利と金利上昇の考え方!

変動金利を選ぶ際、もっとも気になるのが今後の変動金利の値動きです。この変動金利が連動する「短期プライムレート」とは、金融機関が顧客向けに貸し出す一年以内の最優遇金利(プライムレート)のことで、日銀が決定する「政策金利」の影響を受けます。つまり、短期プライムレートは、実質的には日銀の管理下にあり、国の金融政策を反映するものと言えるでしょう。この短期プライムレートの数値は、1995年9月以降、1%台の低水準で推移しており、今後も日銀の金融政策に大幅な変更がない限り、急激な上昇は起こりにくいと考えられています。

ただし、金利動向の正確な予測は、経済のプロであっても、ほぼ不可能です。今後、物価の上昇などを理由に政策金利の引き上げが起これば、変動金利が上昇する事態も十分に考えられます。そのため、変動金利を選ぶ際には、金利が上昇した場合のシナリオをある程度想定しておくことが欠かせません。

たとえば、金利が1%上昇した場合に住宅ローンの総返済額がいくらアップするのか、それは家計をどの程度圧迫するのか、あるいは、2%や、3%の上昇ではどうか、などをシミュレーションし、家計の状況を考えた時、何パーセントまでの金利上昇に耐えられるかを事前に調べておくと良いでしょう。ちなみに、変動金利の金利上昇時の返済額については、各金融機関の住宅ローンシミュレーションなどを活用して簡単に調べることができます。

◆金利の上昇に耐えられるようであれば変動金利を積極的に検討しよう!

変動金利の金利上昇シナリオをシミュレーションする場合、どの程度の金利上昇を想定すれば良いか迷う方も多いでしょう。短期プライムレートの直近の最高値は、1990年から91年にかけての6~8%台です。現在の経済状況(物価など)を考慮すると、ここまでの急激な上昇は起こりにくいと言われています。つまり、シミュレーションする場合、仮に最大で8%の金利上昇でも家計が返済に耐えられるようであれば、金利の変動を考慮する必要性は、ほぼゼロに近いと言えます。

※現実的に考えるなら、急な金利上昇があったとしても3%程度の金利で収まる可能性が高いです。

一定の金利上昇の可能性に耐えられる家計であれば、住宅ローンを選ぶ際に、積極的に変動金利を検討することで、現在の低金利の恩恵を受けることができるでしょう。

◆変動金利のリスク回避。すでに住宅ローンを借り入れている場合は?

現在、変動金利で住宅ローンを借り入れている場合、リスク回避の方法は以下の二種類に分かれます。

変動金利のリスクを回避する方法 その1

  • 固定金利に変更するか、借り換える!

多くの金融機関では、変動金利から固定金利へと金利タイプを変更することができます。

金利タイプを変更する場合、その金融機関の固定金利の金利水準変更にかかる手数料の有無などをチェックすることが大切です。

なお、変動金利から固定金利への変更では、別の金融機関の固定金利に借り換えるのも一つの方法です。たとえばフラット35は、固定金利でありながら金利の水準は低く、取り扱う金融機関も多いため、金利や諸費用を比較して有利なところを選ぶことができます。

ただし、借り換えの場合、事務手数料などの諸費用が発生する点に注意です。金利の水準や手数料を比較したうえで、「金利タイプの変更」を選択するのか、他の住宅ローンへの「借り換え」を選ぶのかを決めると良いでしょう。変動金利から固定金利に変更する場合、月々の返済額や返済期間も変更になるため、変更後の返済計画が家計を圧迫しないレベルかどうかもしっかりと確認しましょう。

変動金利のリスクを回避する方法 その2

  • 一部繰り上げ返済をする!

住宅ローンを返済中の方が変動金利のリスクを回避する有効な方法のもう一つは、繰り上げ返済です。変動金利が上昇をはじめた時点で繰り上げ返済を行えば、住宅ローン残高を減らして返済利息を圧縮することができます。そのため、変動金利を選択する際は、金利上昇のリスクに備えて、あらかじめ繰り上げ返済用の貯蓄を多めに確保しておくと良いでしょう。

なお、繰り上げ返済では、通常、「返済期間の短縮」「毎月返済額の減額」のどちらかを選ぶことができます。総返済額の圧縮効果が大きいのは「期間短縮型」のほうですが、毎月の返済額の増加が家計に影響しそうな場合は、「返済額減額型」を選択するのも一つの方法です。

◆変動金利のリスク回避。まだ住宅ローンの借り入れをしていない場合は?

住宅ローンの借り入れ前で、金利タイプを検討している段階であれば、以下のようなポイントに気を付けてリスク回避を行ってみましょう。

変動金利のリスクを回避する方法 その1

  • ミックス金利で借り入れる!

住宅ローンには、複数の金利タイプを組み合わせる「ミックス金利」という借り入れ方法があります。

たとえば、住宅購入資金の半分を変動金利、もう半分を固定金利で借り入れれば、金利上昇時のリスクを大幅に減らすことができるでしょう。ただし、ミックス金利を選ぶ際は、変動金利のリスクを回避できる一方で、「低金利」という変動金利のメリットも制限される点に注意が必要です。

組み合わせる金利タイプは変動金利と長期固定金利(全期間固定金利)がベターです。5年固定や10年固定といった期間固定型を組み入れると、固定期間の終了後に「変動金利に切り替わる」可能性があるため、変動金利と同様のリスク(=金利変動リスク)を抱えてしまうことになります。なお、ミックス金利の繰り上げ返済を行う場合は、変動金利部分を優先させると良いでしょう。

変動金利のリスクを回避する方法 その2

  • 一部繰り上げ返済しやすい住宅ローンを選ぶ!

前述の通り、変動金利のリスク回避の方法として、繰り上げ返済は効果的な方法です。住宅ローンの借り入れ前であれば、一部繰り上げ返済のしやすさも考慮してみましょう。

現在、メガバンクや地銀も含めたほとんどの金融機関は、インターネットバンキングからの一部繰り上げ返済に対応しています。ネット上からであれば、繰り上げ返済手数料が無料のところも少なくありません。ただし、金融機関によっては、「繰り上げ返済の予約申し込みが前日15:00まで」「全額繰り上げ返済については店頭での手続きが必要」など、注意しておきたいポイントもあります。

一方、ネット銀行の繰り上げ返済は、メガバンク等のインターネットバンキングと比較すると、より自由度が高めです。インターネット上から24時間365日手続き可能なことはもちろん、一円単位からの返済も可能です。また、予約の申し込みも前日19:00まで受け付けているところが多く、市中銀行よりも長めです。さらに全額繰り上げ返済もオンラインでの手続きが可能となっており、金融機関に出向く必要はありません。変動金利の金利上昇リスクにいち早く対応できるという意味でも、ネット銀行の繰り上げ返済の利便性はチェックしておきたいポイントと言えるでしょう。

◆変動金利はリスク回避の方法をしっかり把握して賢く活用しよう!

住宅ローンでもっとも迷う方が多い「変動金利」「固定金利」

現在、固定金利が連動する「長期金利(新発10年国債の利回り)」は、米国の利上げの影響も受けて上昇圧力が高まっています。一方、変動金利が連動する「短期プライムレート」は低水準で安定しています。この2つの金利の方向性の差が、現在、住宅ローンで変動金利の人気が高まっている理由です。

しかし、変動金利は、固定金利にはない金利上昇というリスクをかかえていることも事実です。目先の低金利のみで変動金利を選んでしまうと、将来、金利が上昇したときに思わぬダメージを受けることになりかねません。金利の低い変動金利で、住宅ローンの総返済額を抑えたいと考えている方は、同時にリスク回避についても知っておく必要があります。

万一の金利上昇シナリオを考慮しつつ、固定金利への借り換えや繰り上げ返済などのリスク回避の手段を準備しておくことで、低金利の恩恵を受けることができるはずです。将来の返済に困らないためにも、今回ご紹介した変動金利のリスク回避の方法を参考に、住宅ローンを賢く借り入れましょう。

それでは、また。

 

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この記事の著者

木内 淑規雑談担当

1962年(昭和37年)徳島県徳島市生まれ。血液型O型。地場の自動車ディーラー株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏の強敵ライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。 家族は4歳年下の妻と一女二男と犬2匹。

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