ハロウィン(HeIIoween)

こんにちは。

10月も第3週をこえると夜は肌寒い気温になることがあります。日中と夜の温度差が大きいと風邪をひきやすいので注意しましょう。

さて、今月のイベントといえば10月31日のハロウィーンですね。日本でも年々盛り上がり、仮装姿は秋の風物詩となってきました。ではそもそもハロウィンとは何でしょう?日本のハロウィン事情とともに紹介します。

◆ハロウィンの由来

10月31日のハロウィン(HeIIoween)は、11月1日の「諸聖人の日」「万聖節」(All Hallo)の前夜祭(All Hallo Eve)という意味です。紀元前5世紀頃にケルト人が行っていた祝祭に由来します。古代ケルトでは11月1日に暦がかわったので、10月31日は年の変わり目にあたりました。そこで、収穫を祝うとともに、悪魔払いをするようになりました。この日は、先祖の霊に便乗し、悪魔や魔女がやって来て災いをもたらすと信じられていたからです。現在のような形になったのは19世紀の後半で、移民とともにアメリカに伝わったこの祭を子どもが大変怖がったため、子どもも楽しめる行事に変化していきました。

なお、ケルト人が自然崇拝からキリスト教カトリックへと移る過程で、ケルト人の祭りと合わせて「諸聖人の日」ができたといわれています。宗教行事としてハロウィンを行うことはなく、キリスト教会ではハロウィンの習俗をどう解釈するかに諸説あり、賛否も分かれているようです。

◆なぜ仮装をするようになったの?

お伝えしたとおり、ハロウィンには悪魔や魔女がやって来て災いをもたらすとされていました。そこで、身を守るために仮面をかぶったり、悪霊や魔女の恰好をして仲間にみせかけたりしたのが、仮装の始まりです。また、やってきた悪魔たちが、
その格好を見て驚いて逃げるようにという説もあります。

本来の趣旨からすると、ゴースト、魔女、悪魔、ガイコツ、ゾンビなどが定番です。しかし、近年は娯楽イベントとして楽しんでいる人も多いため、映画やマンガのキャラクターなど多彩な仮装がみられます。

◆お化けカボチャの由来

ハロウィンのシンボルといえば、お化けカボチャ 「ジャック・オー・ランタン」です。カボチャをくり抜いて作るランタンで、悪霊が怖がって逃げるなどといわれているため、玄関や窓辺に灯してハロウィンを迎えます。ジャック・オー・ランタンは、
ジャックという意地悪な男が、悪魔をだましたために地獄に堕ちることもできず、死んだあともカブのランタンを持って彷徨い続けたというアイルランドの伝説に由来します。それが彷徨う霊の代名詞になり、アメリカに伝わると、カブではなく、アメリカで生産量の多いカボチャに変化して広がりました。

◆ハロウィンの習わし「Trick or Treat!」

ハロウィンでは、仮装した子どもたちが「Trick or Treat!」(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)と言いながら近所を訪ね歩きます。そしてその家の人は「Happy Halloween !」などと言って、お菓子を渡すという習わしがあります。訪問をうける側は、この日のためにキャンディやチョコレートなどのお菓子を用意して待っており、地域の子どもたちとの交流の機会にもなっています。

◆近年の盛り上がりの背景

もともと日本の行事ではないため、日本では単なるイベントにすぎません。しかしだからこそお祭りやコスプレが好きな日本人には受け入れやすいのでしょう。理屈云々より、とにかく楽しもうという空気を優先すればいいからです。とくにここ数年の盛り上がりにはSNS人気も関係しており、仮装姿は写真や動画にも最適で、投稿すれば輪が広がる時代にマッチしています。テレビ、新聞、雑誌などのメディアも話題として取り上げることが多く、商売でもハロウィン関連商品が売れるので様々な業界が便乗し、加速していきます。

日本記念日協会によると、2014年度のハロウィン市場規模は約1100億円で、2005年の約120億円から約9倍に伸びています。クリスマス、バレンタインデー、母の日、父の日など、欧米の文化を日本は巧みにアレンジして取り入れました。今後ハロウィンの市場規模が更に拡大する可能性は高く、数年後には2000億円規模に成長する見込みだそうです。

おそるべきハロウィンパワーですね。

では。

 

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