建物がどんなに立派でも、「理想の家創り」は成功しません。
その理由は、 「理想の土地探し」が重要 だからです。
しかし、土地探しには難しい面が多々あるのも事実。
「法律で定められたルールを理解する」ことや「実際に現地に赴いて周辺環境を調査する」こと、
「建物を含めた必要予算をしっかりと算出する」ことなど、素人の人にはなかなかやっかいなもの。
まずは、 「こんな家に住みたい!」と、家族全員で話し合う ことから初めてみることをオススメします。
新しい住まいで、どんな暮らしをしたいのか・・・?
何を一番大切にして暮らしたいのか・・・?
中には、 「家族があつまるリビングを大切にしたい」という人もいるでしょうし、「趣味の部屋を持ちたい」 、 「ペットを飼いたい」などの希望が出てきます。
そして、そのうち、あれもしたい、これもしたいと目移りしていき、次第に何がなにやらわからなくなってくるのが普通です。
そこで、家族全員が原点に立ち返り、現在のすまいの問題点を整理していくのが効果的です。
「家族が大きくなって(また増えて)、部屋が足りなくなってきた!」
「お客さんが来る度に、洗い物がたまっているキッチンが丸見えなのでかっこうわるい!」
「廊下にものがあふれてしまっている!」
普段の暮らしで感じている問題点を箇条書き にすることをオススメします。
問題点を真っ白なノートにありったけ書き出し、出なくなるまで問題点や不満点を書き出していくのです。
希望を先に書き出した方がよいという評論家の人もいますが、このように問題点や不満点から書き出す方が効果的です。
マイホームを考え始めたら、まずは家族全員としっかり話し合うことが大切です。
早速、将来に向けて、今晩から始めて下さい。
人の価値観はそれぞれちがいます。
人より大きな家に住んでも最初の内だけ格好が良いだけで、毎年係る固定資産税と都市計画税、また維持費や修繕費もたくさんかかります。
それも、1年や2年だけ支払えばよいのではないのです。「毎年毎年」なんです。
今、土地の値段は下がり続けています。
にもかかわらず、固定資産税はあまり下がらない。
それどころか税収不足のために横ばいもしくは上昇する可能性さえあります。
いかに、将来に向けて、重荷を背負わないで夢のマイホームを手に入れるか・・・?
それが「私たちにちょうといい家プロジェクト」の神髄です。