住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2015年4月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…
1.54%(前月より0.07ポイント上昇!)~2.12%となり、2ヶ月上昇となりました。
これは、長期金利がやや上昇傾向にあるためで、長期金利を指標とする住宅ローン金利も、連動する形で上昇傾向に傾いたことになります。
これにより、大手銀行も住宅ローン金利を引き上げる傾向になっています。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。
1.31%(前月より0.11ポイント上昇!)~1.89%
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…
1.67%(前月より0.04ポイント上昇)~2.25%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…
1.44%(前月より0.11ポイント上昇!)~2.12%
以上のようになっています。
フラット35は借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。
借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、しっかりと住宅ローン商品ごとのメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!
※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。
現在が如何に低金利であるか?? ご参照ください。
http://www.flat35.com/document/public/pdf/kinri_suii.pdf
それでは、また。