●銀行が貸したくなる人とは、
1 | 完済の年齢(若いほど良い) |
2 | 借入時の年齢 |
3 | 返済負担率 |
4 | 担保評価額 |
5 | 勤続年数 |
6 | 年収 |
7 | その他の借入れ状況 |
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8 | 金融機関のエリア |
9 | 申込者との取引状況 |
10 | 健康状況 |
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11 | 雇用形態 |
12 | 業種 |
13 | 家族構成 |
14 | 雇用先の規模 |
15 | 所有財産 |
16 | 性別 |
17 | その他の情報 |
1~7の内容が審査内容の80%以上のウエイトを占めます。これらの条件は、なにかひとつでも問題がある場合は、ローン審査の内容に影響がある可能性があります。8~10の内容は、60%以上で重視されます。プラス要素にはなりますが、審査の決め手にはなりません。あくまでも、1~7の内容で判断が付きにくい場合の参考にされるものです。(※ただし、重度の疾病や慢性疾患での入院や通院の経験がある場合は、審査に影響が出る可能性があります)
11~17の内容もプラス要素として扱われます。
これらの条件にひとつでも当てはまらない場合は、他の条件で補わなくてはなりません。補いきれない場合、”ローン否認”や”減額”といった事態になります。
審査基準は金融機関によって異なります。ある銀行では”審査否認”でも、他の銀行では承認になるということも多々あります。ただし、上記の7に該当する人は、どの銀行で申し込んでも審査に影響がある場合があります。
住宅ローンの審査は、あくまでも総合的な判断ですので、プラス点を積み重ねで段階的に判断されます。すべてのスコアを算出し、A~Hなどのランク別に判断されます。
たとえば、ランクAの人は、勤続年数が短くても審査がOKだったり、担保価値が借入額に満たなくてもOKなどという”優遇”があります。逆に、ランクの低い人は、担保以上の借り入れができないなどという事態がおこります。ひとつでもプラス要素を増やし、マイナス要素を減らすことが全額承認に必要なことです。
●月々の支払いを圧迫しない返済期間を設定しましょう。
住宅ローンの返済期間は、金融機関で35年が最長となっています。返済期間は1年ごとに設定でき、ローン返済金額は、利息の関係上、返済期間が短ければ短いほど総支払利息も少なくてすみます。
しかし、あまりにも返済期間を短くすると、毎月の支払額が大きくなるので、まず、月々いくらまで返済可能なのかを考えてから借入期間を決めるやり方が無難でしょう。
ボーナス返済金額はほどほどがおススメです。
「ボーナスは業績給ですので、毎年、必ず支給されるとは限りません」また、”ボーナス支払いあり”と”ボーナス支払いなし”を比べると、”ボーナス支払いなし”の方が若干ではあるもの支払額が少なくなります。その理由は、ボーナス返済分は元本を据え置くという考えだからです。
どうしても、ボーナス支払い月に多く返済したいのであれば、”ボーナス返済なしの均等返済”にしておいて、”繰上げ返済”するのが良いでしょう。その場合は、”繰り上げ返済手数料”の手数料額は少ないほどベターです。
●期限の利益の喪失
あなたが現金でマイホームを購入しようと思ったとすれば、その時の年齢は50歳や60歳、場合によっては70歳になっているかもしれません。新居で楽しい生活を送ることが出来たとしても、その時間は短いものになるでしょう。
それを35年も前に前倒しにできる方法、それが住宅ローンという金融商品です。その前倒しで楽しめる時間の対価が利息であり、専門用語でいう「期限の利益」です。
住宅ローンを返済を滞納すると、最終的に「期限の利益の喪失」として有無を言わさず「競売」で売却されてしまいます。それが金融システムです。銀行は公的色彩が強い企業ですが、しかし、あくまでも利益を追求する企業であることには間違いありません。
そのようなことを考えると、やはり個人としての「信用」は蓄積していかなければいけないと思います。
では。
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