こんにちは。”私たちにちょうどいい家(R)プロジェクトDaihyoTV”事務局です。
毎日5時半に起きて早朝散歩2000歩をしていますが、本当に過ごしやすい季節になりました。
散歩をしていて気になるのは「ひばり」です。さえずりは聞こえるものの姿は見えず・・・。目を細め、空を見上げて探すと、思いもかけず高い位置を飛んでいるのに驚きます。しかも、不器用に、一生懸命、羽をバタバタさせています。
ところで、4月と7月は、同じ曜日から始まります。ちなみに今年は”うるう年”。1月1日も同じ金曜日から始まります。これが”うるう年”の特徴ですが、「住宅ローン金利」はこのようにはいきません。さっそく、4月の「住宅ローンの金利情報」を見ていきましょう。
大手5銀行より発表された4月適用分の住宅ローンは、3月の金利から大幅に引き下げ傾向となっております。以下にご紹介するものは、“当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品”です。
金融機関 | 先月の適用金利 | 今月の適用金利 | 評価 |
三菱東京UFJ銀行 | 0.80% | 0.90% | ↑ |
三井住友銀行 | 0.80% | 0.90% | ↑ |
みずほ銀行 | 0.80% | 0.85% | ↑ |
りそな銀行 | 0.80% | 0.85% | ↑ |
三井住友信託銀行 | 0.50% | 0.55% | ↑ |
今月は、日銀によるマイナス金利の影響が落ち着き、金融機関にとって対応が大きく分かれました。大手都銀は最も利用者が多いボリュームゾーンの10年固定金利を若干ながら引き上げています。
もちろん日銀のマイナス金利の落ち着きの影響は、全期間固定型金利の【フラット35】も例外ではありません。
■ 今週のTOPIC 「フラット35、4月金利は若干引き下げ!」
住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2016年2月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…
1.19%(前月より0.6ポイント低下!)~1.82%
と、4か月連続の引き下げとなりました。フラット35史上最も低い金利を更新中です。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。
1.02%(前月よりプラスマイナス0ポイント!)~1.65%
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…
1.63%~2.26%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…
1.46%~2.09%
以上のようになっています。
フラット35に関しては、日銀によるマイナス金利の落ち着きによる影響を受けず、若干ですが、金利は引き下げとなりました。
実際に現状では、日銀のマイナス金利の落ち着きの影響により金利が大幅に上がったがわけではありません。
大手都市銀行は、2・3月の駆け込み需要を見越したため、先月までは金利を引き下げてました。そして、駆け込み需要が過ぎた4月になると若干ですが金利を引き上げました。
しかし、フラット35は、通常どおり、現状の金利をもとに住宅ローンの金利を設定しますので、今月も引き下げの動きになったと考えられます。今月もフラット35史上もっとも低い金利となっております。
今後の金利水準についてですが、5月以降に関しては注意が必要です。足元の金利は反発しており、実際に4月は金利が上昇しました。日銀がさらなるマイナス金利に踏み込まない限り、一旦金利低下は底を打ったと言えるでしょう。
特に大手金融機関は、マイナス金利の影響を利用者に転嫁する方向に動いており、様々な手数料を引き上げています。
また、住宅ローンの申し込み状況を見ても、3月後半から落ち着きを取り戻しつつあり、住宅ローン審査に1カ月以上かかるということも少なくなりそうです。
以上のような状況から考えると、今後は、金利上昇が続くと予想されます。
金利が上昇すると、変動金利で住宅ローンを組んでいる場合返済が不安定になりやすいです。
フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!
※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。現在がどれほど低金利であるか?? ご参照ください。
このように、今は今後のの金利動向も予測できない状況ではありますが、先ず10月までは金利が低水準であることに変わりはありません。
【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!
それでは、また。