
こんにちは。「私たちにちょうどいい家(R)プロジェクト」です。
あまり知られておりませんが4月22日は、掃除の日です。実は、年末より水温む春は、掃除に最適のシーズンです。ゴールデンウィークのに向けて、今回は、平日や土日の2時間程度でできる簡単掃除のポイントをお伝えします。
◆暖房器具の掃除とメンテナンス
4月になると暖房器具を片付け始めます。特に強力な暖房器具のそうじやメンテナンスは、今のうちにしておいたほうがよいです。石油ファンヒーター、ガスファンヒーター。ファンのフィルタに埃がたまっていませんか? 最近では空気清浄機能のついたフィルタつきのファンヒーターも人気です。そのぶん汚れはたまりやすいため、しまう時にきっちり掃除しましょう。
◆ハロゲンヒーター
扇風機型はパラボラ部分に埃がたまりやすいものです。埃が焼けて異臭がしているのに、知らない振りして使ったりしていませんか?埃は機器の異常の大きな原因になります。取扱説明書の記載どおりの掃除・お手入れを「できるだけまめに」しておきます。片付けるときの手間も減りますので。電気ごたつの熱源部分にも意外に埃がたまっています。たまにはやぐらをひっくり返して、掃除機をかけておきましょう。
◆クローゼット
ウォークイン・クローゼットは便利です。しかし窓のないタイプは自然光が入らない分「見えづらい」ので床にたまっていくゴミ・埃を見逃しがちです。衣類ばかりなだけにここの汚れは想像以上です。コレを放置したまま、湿った季節に突入するのはたいへん危険です!衣替えの前に、一度クローゼットの中に空気を通しましょう。乾燥しているシーズンは風通しに最適です。高いところに棚がある場合はそこの荷物から順に下ろしながら掃除機をかけ、床部分までしっかり掃除機しましょう。そして床の拭き掃除もおこないましょう。
◆シューズボックス
冬の靴から春・夏の靴への移行する時期です。家庭内の大きな異臭ポイントでもあるシューズボックス(げた箱)のメンテナンスをするなら今です。ポイントは「湿気取り」と「ニオイ取り」の2点を同時にクリアしていくことです。また掃除ついでに、不要になった靴のリストラを進めることもシューズボックス対策のキモです!「いつか履くかも」と取ってある靴から異臭が漂っていませんか? 古いゴムを使った靴(運動靴など)は朽ちます。掃除ついでに、心を鬼にして捨てることでシューズボックスの環境は劇的に好転します。
ニオイ対策には「消毒用アルコール」を行いましょう。靴内にスプレーしたり、棚板を拭きましょう。。その際には靴や棚板の色がはげないか目立たない場所でのチェックはお忘れなく。また炭をシューズボックス内に仕込むことで脱臭と除湿のダブル効果が期待できます。
◆空気清浄機
花粉の季節が過ぎればカビ&ダニの季節がすぐそこにきます。夏までフル回転する「空気清浄機」。今時期のメンテナンスが大切です。フルに使っている空気清浄機のフィルタは相当に汚れています。交換式のフィルタなら交換し、水洗いが可能なものなら天気のいい日に洗っておきましょう。空気清浄機ではなくても空気清浄機能の大きなエアコンのフィルタも同様にメンテナンスしましょう。梅雨や夏になったら手遅れになるかもしれません。
お掃除をして心ウキウキ、楽しいGW迎えて春を満喫しましょう!
さて今回「賢く家を建てる」のテーマは住宅に関わる保険に関してです。今年1月に地震保険の値上げがありました。そこで保険の基礎知識をお伝えします。それではさっそくご覧ください!!
■ 「住宅にかかわる保険!!」
住宅を購入すると、いくつかの保険に加入することになります。火災保険、家財保険、地震保険など・・・。今回は住まいそのものに掛ける保険についてお伝えします。
◆住宅に関わる保険の種類
住宅を購入すると、ほとんどの人が加入するのが「火災保険」です。住まいに関する保険は、この「火災保険」がベースになります。「地震保険」や「家財保険」は、火災保険の契約が基本となりこれに付帯契約、別途契約で加入するのが一般的です。補償内容も火災保険がベースとなります。3つの保険で不足する補償をカバーし合って、総合的に住まいの安心を得ることになります。3つの保険の主な役割は、以下のとおりです。
【火災保険】
建物の損害に備える。
【家財保険】
火災保険(建物部分)でカバーできない生活用品の損害に備える。
【地震保険】
地震による建物、家財の損害に備える。
家財保険は火災保険に付随して加入しますが、地震保険は別途契約が必要です。ただし、その補償額は火災保険の補償額が基本となり、30~50%の範囲で設定することになっています。そのため、火災保険に加入していなければ地震保険の加入はできません。
火災保険と家財保険は損保会社によって違いがありますが、最近は「住まいの保険」として総合的に補償の対象を選べる保険が出てきています。ただし、地震保険に関しては、どの損保会社で加入しても同じです。それは、民間保険会社が負う地震保険責任の一定額以上の巨額な地震損害に関して、政府が再保険することによって地震保険が成り立っているからです。
◆それぞれの保険の特徴
【火災保険】
火災保険は、火災以外にもさまざまな損害に対応しています。一般的には、以下の5つの補償があります。
- 火災、落雷、破裂、爆発
- 風災、ヒョウ災、雪災
- 水災
- 盗難、水漏れ
- 破損など
このうち、1については火災保険の基本契約にあたり、どの保険でも補償内容に大差はありません。2以降については、火災保険の補償バリエーションとも言え、自分の住宅の立地条件や構造などを考慮して補償をつけるかどうか判断することになります。3と4については、総合的な火災保険(自由設計型、リスク細分型など)では補償バリエーションとなっています。この部分を「家財保険」として分けているものもあります。
【家財保険】
家財保険は、火災保険では補償されない生活用品全般に対してカバーするものです。災害によって建物の補償はされても、家財や家電などの損害は対象外となるからです。また、災害ではなく盗難や水漏れ、偶然によって引き起こされた破損などの損害を補償してくれます。
【地震保険】
地震保険は、火災保険や家財保険とは別途契約が必要です。どの保険会社で加入しても保険料率は同じですが、地震リスクの度合いによって、地域や建物の構造などによって料率に違いがあります。地震保険というと地震による損害だけが対象と思われがちです。しかし地震による津波が原因によって引き起こされた損壊や流出、火災の損害についても補償されます。火災保険のみの場合は、これらの損害が補償対象外となっています。
◆すまいの保険にかかるコストはいくら?
住まいにかかる保険のコストが気になるところですよね。しかし「一般的にこれぐらい」と言えないのが難しく思ってしますのかもしれません。地域、建物の構造、規模、戸建てかマンションか、家族構成、年齢……そして補償範囲の選び方など…これだけの条件設定が複雑に絡んでいるため、一概にいくらぐらいと言えないのです。複数の損保会社で見積もりをとり、また補償内容のオプション設定を変えて比較検討することが大事です。
例えば
地域:四国 構造:木造(準耐火) 購入価格:3000万円 築5年未満 家族構成:夫婦2人
- 火災保険 補償額:3000万円
- 家財保険 補償額:500万円(付帯契約)
保険料(年):3万円
- 地震保険 補償額:2500万円
保険料(年):3万円
合計保険料(年):6万円
上記は、あくまで一つの例です。
地域や家族構成、築年数、地域など、住宅個々の状況によって保険料は変わると考えてください。また、契約期間や契約の仕方、保険料の支払い方法でも必要なコストは変わります。
それでは、また!!