こんにちは。”私たちにちょうどいい家(R)プロジェクト”ダイヒョウ株式会社です。
今回は新築マイホームの電気料金のお話です。
電気料金は、住宅ローンの返済と同じように毎月支払わなければなりません。だったら誰だって安いほうが良いと思うのは当然です(私もそうです)。一般家庭が支払っている水道光熱費は、
ガスを使わずに、
とくに、2011年の震災以降、
●太陽光発電!!
実際に、「太陽光発電システム」を導入することで、
下記に住宅用太陽光発電システムり発電コストの内訳を整理してみました。
《住宅用太陽光発電システムの発電コスト内訳》
(初期費用)
発電性能1kWあたりのシステム費用は36.7万円
太陽光発電パネル | 40% |
パワコン(直流→交流の変換機器) | 11% |
架台 | 12% |
工事費 | 23% |
接続費 | 2% |
その他 | 12% |
(維持コスト)
発電設備の点検費用 | 年間1.5~2万円( |
パワコンの交換 | 20年に1回:約20万円 |
屋根の雨漏りが生じた場合 | 50~100万円の修理費 |
太陽光発電を設置できるのは、「
その理由は、古い製品を使い続けるよりも、
●電気料金の仕組み!!
2016年4月から電力小売の完全自由化がされたことで、
従来の電気料金は、ブレーカーの容量(アンペア)
ある既存からある電力大手では、従来電灯の既存契約に加えて、「ポイントプラン」
《スマートライフプラン(標準)平日》
夜22時~翌朝8時まで(ナイトタイム) | 1kWhにつき16.00円 |
朝8時~10時、15時~22時(ホームタイム) | 1kWhにつき28.00円 |
10時~17時(デイタイム) | 1kWhにつき38.00円 |
この料金体系では、時間帯によって電気代が2倍以上違うため、
●節電システム
新築住宅業界で騒がれている「HEMS(ヘムズ:Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム))」。
「HEMS」とは、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです。家電や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」したり、家電機器を「自動制御」したりします。政府は2030年までに全ての住まいにHEMSを設置することを目指しています(平成24年「グリーン政策大綱」(内閣官房 国家戦略室))。
この壮大なビジョンも、高額な機器代金と中途半端な補助金で暗礁に乗り上げつつあるようです。
その一方で、株式会社グラモという会社は、ソフトバンクグループと提携し、自宅のエアコンや照明の操作を外出中に行ったり、
今後は、このような方法で使用する家庭の電気料金をデータ分析し、「電気の無駄遣い」や「無駄な電気料金の支払い」を見つけて節電する人が増えるでしょう。
● 電気を貯める家庭用蓄電池
(出典:Panaspnic)
“私たちにちょうどいい家(R)プロジェクト”は、電気料金を下げるうえでもっとも効果的なのは「家庭用蓄電池」だと思っています。電気料金のプランの料金差を分析し、“安い時間帯の電気を蓄めて、高い時間帯に使う”ことができれば、月間の電気料金が大幅に下がるのは明白です。
日本ではパナソニック、東芝、京セラ、長州産業などが製造してるようです。性能自体は良いものでしょうが、まだまだ高くて実売価格で70万~200万円程度もします。各自治体が5~20万円を補助金として出していますが、国内の普及率は10万台にも達していないようです。
▼パナソニック蓄電システム
▼京セラリチウムイオン蓄電システム
家庭用蓄電池の価格は、蓄えられる電気容量「
さらに、太陽光を併用し、昼間発電した電気を蓄電池に蓄めることができれば、夜間に電力を買う必要までなくなるでしょう。そのシステムを先にご紹介した“電気を使いすぎるとスマートフォンにアラートを通知できる「
今後日本では、再生可能エネルギーの買い取り費用と原子力発電所の廃炉費用など、すべて各家庭の電気料金に上乗せされてきます。それを見込んで、政府は2030年までに全ての住まいにHEMSを設置することを目指す(平成24年「グリーン政策大綱」(内閣官房 国家戦略室))ということなのでしょう。電気代が高くなるのは確実だということ・・・。
それに対抗しなければならない私たちは、5kWhの蓄電池の価格が15万円~30万円以下になってから取り組むのがベストだと思いますが、あなたはどう思いますか・・・?
それではまた。