こんにちは。「”私たちにちょうどいい家(R)プロジェクト”」です。
8月ももうすぐ終わりです。8月は、雨が少なく本格的な猛暑でした。これからの残暑は、暑さの厳しい盛夏よりも、少しずつ涼しくなるこの季節の変わり目が、⼈の体にはこたえてくることが多いと言われております。夏の疲れがたまって、夏バテや夏かぜなどで、体調を崩さなにようにしましょう。
■いよいよ9月♪
さて来月、9月は、夏から秋へ季節がうつる月です。秋分日を境に長かった昼が短くなり、夜が少しずつ長くなっていきます。しかし、暑さがしつこく残る時期でもあり、「残暑」という言葉がピッタリの時期です。一年で最も月が美しいとされる「中秋の名月」もこの月にあります。
【9月の主なイベントごと】
- 旧暦の8月15日 – お月見(中秋の名月、十五夜)
- 残暑
- 大学生の夏休みはこの月までが多い
- 新学期
- 台風シーズン(8月~10月に上陸することが多い)
- 鈴虫の音色が楽しめる
- テレビ・ラジオ番組の改編期(3月・9月)
- 9月1日 – 防災の日
- 9月20日から9月26日まで – 動物愛護週間
- 9月第3月曜日 – 敬老の日
- 9月23日ごろ – 秋分の日
- 9月下旬~10月 – コスモスが見ごろ
8月というと夏の終わり、秋の始まりというイメージがあります。しかし実際には残暑が厳しく30度を超える日も少なくありません。23日の秋分の日を過ぎたあたりからようやく涼しくなっていきます。
さて、9月の風物詩というとどんなものがあるでしょうか?
お花でいうとコスモスの花が綺麗に咲いて各地で見頃を迎えます。あちらこちらでイベントも開催されて大勢の人で賑やかになります。
有名なところでは十五夜です。9月15日の夜はお月見をしながらお団子を食べる慣わしがあります。この時期のお月様は満月でとても綺麗に夜空を彩ってくれます。
神社などではお月見に合わせて秋祭りを開催するところもあります。
月見にちなんでうさぎの形をしたチョコバナナなどもあるようですよ。お団子屋さんが1年のなかで最も忙しいと言われる時期でもあります。
まだまだ色々とありそうな9月は、何が1番に選ばれるのかが気になるところです。
【9月といえば?ランキング】
9月といえばなんでしょう?ランキング、早速結果をみていきましょう。ベスト5を発表していきます。
- お月見
- 敬老の日
- 秋分の日
- 月末の3連休
- 秋のお彼岸
となります。
第1位はお月見でした。お月見の時期はだいぶ涼しくなっておりゆっくり月を見るには最適です。家族や友達と一緒にお団子を食べつつお月見を楽しむなんていいですね。四季折々のよさを味わえるような余裕のある生き方をしたいものです。
2位~4位に祝日関連が続けてランクインしてきたのが特徴的でした。今年はシルバーウィークがないのですが毎年の3連休は定番になっています。
9月限定のイベントであるお月見が1位でした。これまでにも月限定物は上位に入りやすいという法則がありましたが、9月においてはまさにその通りになった結果といえるかもしれません。
【9月の隠れ人気な回答】
さて最後に実は隠れた人気がある少数回答をいくつかご紹介しておきます。
- 学校に行きたくない・・・夏休み明けの9月1日は足が重いですよね。
いかがでしたでしょうか?ご家族やお友達と話すと盛り上がりますのでぜひ話のネタにどうぞ。
■ 屋根の選び方!
さて、今回の、家づくりの基礎知識は、屋根の選び方に関してです。家づくりをするときに屋根の種類を重視しない人も多いですが、実は住まいの印象に大きく関わってきます。また、屋根の種類によって見た目が異なるだけではなく、風雨や日照から住まいを守るといった機能面の違いもあります。そこで今回は、屋根の種類や特徴についてお伝えします。
◆主な屋根の種類
屋根の種類で代表的なものを挙げていきましょう。
【切妻屋根】は、日本の戸建てに多い三角形の屋根です。
【寄棟屋根】は最上部の大棟から屋根面が4方向に分かれている形状の屋根です。
【方形屋根】は大棟がなくピラミッド型の形状の屋根です。
【陸屋根】は水平な形状の屋根です。
【片流れ屋根】は一方に傾斜した形状です。
【入母屋屋根】は寄棟屋根の上に切妻屋を重ねた形状のものです。
【招き屋根】は、【切妻屋根】の一方の屋根面を長くして、段違いに屋根を設けます。
◆屋根の種類による特徴
・屋根の種類で何が違う?
屋根の種類によって、見た目の印象は大きく変わります。
【切妻屋根】や【寄棟屋根】はオーソドックスな形状のため、洋風、和風いずれのデザインの住まいにも合います。一方、【入母屋屋根】は日本の伝統的な格式高い家屋などで使われてきた屋根です。【片流れ屋根】や【陸屋根】はスタイリッシュでモダンな印象になります。
・屋根の材料の向き不向き?
屋根に使われる材料も、屋根の種類によって向き不向きがあります。
スレートは【陸屋根】を除いて、さまざまな種類の屋根に使われます。ガルバリウム鋼板などの金属屋根は、【片流れ屋根】や【切妻屋根】に合う材料です。瓦は【入母屋屋根】や【切妻屋根】に向いています。
ただし、屋根の高さや勾配は、第一種・第二種低層住居専用地域や第一種・第二種中高層住居専用地域の北側斜線によって制限されることもあります。また、雨漏りのしやすさや耐久性も屋根形状によって違います。
・屋根の種類によるメリットやデメリットとは?
屋根の種類によって、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
切妻屋根は単純な構造のため、リーズナブルで雨漏りがしにくい点がメリットです。ただし、太陽光発電パネルを設置したい場合は、南北に屋根が架かっている場合は設置しやすい反面、東西の場合は発電効率が悪い点がデメリットになります。
寄棟屋根は風に強く、軒先を長くとることで4面の外壁を保護できる点がメリットです。一方で、やや複雑な形状のため、屋根面の接合部分で雨漏りが起こることがあります。また、屋根面が小さいため、太陽光発電パネルは設置できる枚数が限られます。
片流れ屋根は、単純な構造で棟がないため雨漏りしにくく、デザイン性が高い点がメリットです。ただし、雨を一面の屋根で受けるため、豪雨に備えて大きな雨樋を設置する必要があります。屋根面が南向きのケースでは、太陽光発電パネルの発電効率が非常に良いです。
陸屋根は雨漏りがしやすい点がデメリットであり、防水施工が必要です。木造で陸屋根が採用されることは少なく、RC造の住宅に向いています。屋上を有効に使えるため、ガーデニングがしやすく、太陽光発電パネルは角度をつける必要があるものの、設置しやすい点がメリットです。
・屋根材によるメンテナンス方法の違い!
屋根は使われる材料によっては、定期的なメンテナンスが必要です。
スレートは10年ごとに塗装が必要であり、屋根面の接合部の棟板金が傷んでいるときは交換します。スレートの耐用年数は20~30年ほどです。
瓦は耐久性が高いため、塗装による定期的なメンテナンスは不要です。耐用年数は50年ほどで、割れている瓦があるときには一部、または、全部を葺き替えます。
ガルバリウム鋼板は10年程度を目安に、軽度な錆の状態のときに塗装することで、20年~30年ほどもちます。
◆屋根選びを重視しよう!
屋根の種類は、家づくりの際に設計者に希望を伝える人が比較的少ない部分です。しかし、屋根の種類によって住まいの印象は変わり、屋根に使う材料との組み合わせも見た目に大きく影響します。
たとえば、同じ片流れ屋根でも、スレートとガルバリウム鋼板では、スレートは落ち着いた印象、ガルバリウム鋼板はモダンな雰囲気になります。住まいのデザインにこだわるのであれば、内装や設備などと同様に、屋根の種類や材料にもこだわることで理想の住まいを手に入れられます。
また、太陽光発電パネルを設置したい場合には、屋根形状によって設置できる枚数や、発電効率に違いがあります。長い目で考えていくと、メンテンス性も考慮して屋根を選ぶことが大切です。屋根の種類によるメリットやデメリットを理解したうえで、住まいの屋根を選びましょう。
それでは!また!!