■ 住宅ローンを借り換えるメリット!

■ 住宅ローンを借り換えるメリット!

さて、12月は年の終わりということで色々と見直すことが増えると言われております。住宅ローンの借り換えを検討する方もいらっしゃいます。そこで、住宅ローンの借り換えのメリットをお伝えします。

現在組んでいる住宅ローンの金利や一部繰り上げ返済手数料、団信などに不満がある場合、住宅ローン契約を解消し、新たな金融機関で住宅ローンを組むことができます。これがいわゆる、住宅ローンの借り換えです。

借り換え先の金融機関によっては、住宅ローンの総返済額を大幅に減らすことができ、一部繰り上げ返済等の使い勝手も改善することから、住宅ローンを組んでいる人であれば、常に住宅ローンの情報をチェックしておくことが大切です。

ただし、住宅ローンを借り換えるには、新たに住宅ローンを組むことになるため、契約手続きや手数料の支払い等、一定の手間とお金がかかるのもまた事実です。

住宅ローンを借り換えるのであれば、借り換えにかかる手間やお金を上回るメリットがあるのかどうかをしっかりと見極めたうえで、借り換えることが大切だといえるでしょう。

そこで今回は、住宅ローンの借り換えに注目します。

住宅ローンを借り換えるメリットや、どのような条件で住宅ローンを借り換えると、より大きなメリットが受けられるのか等、様々な角度から分析し、お伝えします。

◆住宅ローンを借り換える3つのメリット!

住宅ローンを借り換えるとどのようなメリットが受けられるのかをまとめました。まずは基本をしっかり押さえておきましょう!

  • 住宅ローンを借り換えるメリット その1

住宅ローンの総返済額を圧縮できる!

住宅ローンを借り換える最大のメリットは、現在よりも住宅ローン金利の低い金融機関へ借り換えることで、住宅ローンの利息が軽減され、住宅ローンの総返済額を圧縮できる点でしょう。

2019年9月には、住宅ローン金利が過去最低を記録する等、以前と比べても金利が低下していることを考えると、住宅ローン利用者の多くが、住宅ローンを借り換えることで総返済額を減額できるはずです。

また、住宅ローン金利が低い金融機関に借り換えるということは、毎月の返済負担の軽減や、返済期間の短縮に繋がります。

住宅ローンの返済期間を短縮すると、期間を短縮した分、利息負担が小さくなるため、さらに住宅ローンの総返済額を減額することが可能です。

この

「借り換えによる総返済額の減額」+「返済期間短縮による総返済額の減額」

という2つのメリットが受けられる点も、チェックしておきたいポイントです。

  • 住宅ローンを借り換えるメリット その2

住宅ローンの利便性向上!

借り換え先の金融機関によっては住宅ローンの付帯サービスが充実しており、現在と比較すると利便性が向上するケースがあります。

具体的には、一部繰り上げ返済のしやすさや団体信用生命保険(※通常団信)、各金融機関が提供している独自の特典がチェックすべきポイントです。

総返済額が変わらない場合でも、利便性向上を目的に住宅ローンを借り換える方も実は少なくありません。住宅ローンの利便性向上、住宅ローンを借り換えるメリットの一つと言って良いでしょう。

〇借り換える際にチェックしておきたいポイント!

・団体信用生命保険(団信)

数ある住宅ローンの中には、全疾病保障やがん50%保障団信が無料付帯するものがあります。

・繰り上げ返済のしやすさ

繰り上げ返済の利用を考えている場合、「一部繰り上げ返済手数料無料」、「1円単位での繰り上げ返済に対応」、「インターネットから繰り上げ返済の手続きが行える」等、繰り上げ返済のしやすさもチェックしておくことが大切です。

・その他特典

例えば、イオン銀行 住宅ローンの場合、イオンでの買い物が毎日5%OFFになる(※年間の割引金額に上限あり)特典が付帯します。住宅ローンを組むことで付帯する特典についても事前に確認しておくのがおすすめです。

  • 住宅ローンを借り換えるメリット その3

金利を固定することで将来的な金利上昇に備えることができる!

現在組んでいる住宅ローンの金利タイプが変動金利や短期の固定金利選択型を利用している場合、将来住宅ローン金利が上昇すると、総返済額が大幅に増えるリスクがあります。

住宅ローンの借り換えを機に、金利タイプを中期固定または長期固定金利へ変更すれば、固定期間中の住宅ローン金利が変わらないことから、将来の金利上昇リスクに備えることが可能です。

さらに、住宅ローンの返済計画が立てやすくなるメリットもあります。安心して住宅ローンの返済が行える点も、住宅ローンを借り換える際にチェックしておきたいポイントです。

  • 固定金利から変動金利へ住宅ローンを借り換える場合は?

現在、固定金利で住宅ローンを組んでいる方の中には、金利が低く設定されている「変動金利」への住宅ローンの借り換えを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

固定金利から変動金利へ住宅ローンを借り換える場合、住宅ローンを借り換えることで将来の金利上昇のリスクが上昇する点に注意が必要です。

毎月の返済負担を削減できる点は大きなメリットですが、将来的に金利が上昇に転じた場合でも無理なく住宅ローンの返済を継続できるよう、返済計画をしっかり立てておきましょう。

◆住宅ローンの借り換えでメリットを受ける条件!

住宅ローンを借り換えるメリットは、住宅ローンを組んでいる人すべてが受けられるわけではありません。一般的に住宅ローンを借り換え、そのメリットを受けるには、基本的に以下の3つの条件の全て、少なくとも2つ以上クリアしている必要があります。

〇住宅ローンの借り換えでメリットを受ける条件

  • 現在組んでいる住宅ローンと借り換え後の住宅ローンとの金利差が年1.0%程度
  • 住宅ローンの残債が1,000万円以上
  • 住宅ローンの残りの返済期間が10年以上

住宅ローンの借り換えを検討する際は、上記の条件をクリアしているか、事前にしっかり確認しておきましょう。

ただし、上記の条件をクリアしていない場合でも、借り換え先の金融機関によっては、住宅ローンの利便性向上などの面からメリットがあるケースもあります。

住宅ローンを借り換える際は、実際に借り換えを実行する前に、シミュレーションをしっかり行い、どの程度メリットがあるかを把握しておきましょう。

◆住宅ローンを借り換える際の注意点!

返済負担の軽減をはじめ、さまざまなメリットが期待できる住宅ローンの借り換えですが、その一方で、住宅ローンを借り換える際には注意したいポイントもあります。ここでは、住宅ローンを借り換える際の注意点についてお伝えします。

  • 住宅ローンの借り換えには1ヵ月程度かかる!

住宅ローンの借り換えは、新規で住宅ローンを申し込むのと同様、金融機関への相談や書類の準備、審査等、さまざまな手続きを行う必要があります。

実際に住宅ローンの借り換えを申し込み、融資が実行されるまでにかかる期間は、金融機関によって異なりますが、1ヵ月程度かかるケースが一般的です。

借り換えたいと思ったタイミングですぐに借り換え手続きができるわけではない点には注意が必要です。住宅ローンを借り換える際は、申し込みから融資実行までにかかる期間をしっかり考慮しておきましょう。

  • 諸費用が発生する!

住宅ローンの借り換えは、無料でおこなえるわけではありません。

現在利用している金融機関に全部繰り上げ返済を行い、抵当権を抹消、住宅ローンを借り換える。新しい金融機関に対して事務手数料や保証料、印紙代、登記費用等を支払う必要があります。

諸費用は借入れ金額や返済期間、借入先の金融機関などによって異なりますが、30万円~80万円程度かかるのが一般的です。住宅ローンを借り換える際は、諸費用分についてもしっかり考慮しておくことが大切です。

  • 健康状態に問題があると借り換えできないことも?

多くの金融機関は、契約者に万一のことがあった場合に備え、団信(団体信用生命保険)への加入を、住宅ローンを組む際の必須条件としています。

団信加入には、「年齢」と「健康状態」に所定の条件があり、この条件を満たしていない場合は、加入することができません。

住宅ローンを借り換える際は、最初に住宅ローンを組んだときから年数が経過しているため、契約者自身の健康状態が変わっている可能性も考えられます。健康状態に何らかの問題がある場合、団信に加入できず、住宅ローンが借り換えできない可能性がある点には注意しましょう。

◆ まとめ!

ここ数年、住宅ローンの借り入れ金利が大幅に低下していることを考えると、住宅ローンの借り換えを利用し、毎月の返済額や住宅ローンの総返済額を減額できる方は少なくないはずです。住宅ローンの返済負担を軽減したいと考えている方にとって、住宅ローンの借り換えは最も有力な選択肢といえるでしょう。

ただし、住宅ローンの借り換えには様々なメリットがある一方で、デメリット(注意点)もいくつか存在します。

メリットとデメリットをしっかりと把握し、事前にシミュレーションを行った上で借り換えを実行し、家計の状況を大きく左右する住宅ローンの借り換えを確実に成功させましょう!

それでは、また!

 

 

 

 

 

1962年(昭和37年)徳島県徳島市生まれ。血液型O型。地場の自動車ディーラー株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏の強敵ライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。 家族は4歳年下の妻と一女二男と犬2匹。

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