■フラット35の金利が上がりました!

■フラット35の金利が上がりました!

●固定期間(10年)選択型住宅ローン!

さて、月初めは、住宅ローンの金利が気になります。

それでは、早速今月発表された各金融機関の今月の住宅ローン金利を見てみましょう。メガバンク5銀行より発表された2019年12月適用分の住宅ローンです。以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。

  • 三菱UFJ銀行…0.99%→1.09%(+0.10%
  • 三井住友銀行…1.00%→1.05%(+0.05%
  • みずほ銀行…0.75%→0.80%(+0.05%
  • りそな銀行…0.60%→0.65%(+0.05%
  • 三井住友信託銀行…0.60%→0.70%(+0.10%

今月は、メガバンクの上位3行を含むほとんどの金融機関が、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプに関して、大幅に金利を引き上げました。みずほ銀行は、3か月連続の引き上げとなります。当初固定10年間だけでなく、全体的に細かく見ていきます。

メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行ローン金利は、変動金利、3年固定金利を据え置いていますが、5年、10年、30年固定を引き上げています。

三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行は、ボリュームゾーンの10年固定金利を引き上げる一方で、借り換えを希望するユーザーの35年固定金利を引き上げました。

みずほ銀行は、新規借り入れに関してはほぼ全ての金利を3か月連続で引き上げました。

今月は、久しぶりにメガバンクの足並みが揃いました

では、先月、金利を引き下げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?

●フラット35 金利が上がりました!

住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2019年12月の適用金利が発表されました。

  • 融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅

1.21%(前月より+0.04%~1.87%

と、今月も金利を引き上げました。先月から2か月連続で0.04%金利を引き上げましたが、まだまだ低金利なので魅力的なサービスを提供中です。

  • 融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅

1.16%(前月より+0.04%~1.82%

と、中期に関しても引き上げました。

  • 融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅

1.47%~2.13%

  • 融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅

1.42%~2.08%

以上のようになっています。

今月もフラット35は、全体的に金利を引き上げました。2か月連続での金利引き上げとなっております。金利は上がりましたが1.20%台前半となっており魅力的なサービスを提供中ですが2か月連続で引き上げたので、今後は注意が必要です。

メガバンク、フラット35を含めた動きですが、金融機関によって対応が分かれました。金利を下げた金融機関も一部ありますが、多くの金融機関が金利を引き上げております。この動きは3カ月連続です。

足元の金利動向を分析すると、世界的に金利が上昇傾向にあり、日本もその影響を免れることはできないため今後の金利動向に注意が必要です。

変動金利に関しては、今月も全ての金融機関が金利を据え置いていますが、固定金利と比較すると、変動金利は動き出すと一気に金利が上昇するので、住宅ローンを検討している方は、注意しておくべきでしょう。

今月の住宅ローンの全体的な動向を統括すると、金融機関によって判断が分かれただけではなく、金融機関内でも借り入れ期間によって金利を大きく調整した月と言えるでしょう。

足元の金利状況を見ると、2020年1月も引き続き金利が上昇する可能性が高いと考えています。2019年前半から中盤に起こった金利低下は明らかに行き過ぎであり、金利はさらに反発する可能性が高いと予想しています。

その一方で小康状態を見せている米中貿易戦争が再び激化する場合、景気が下押しする可能性も十分あるため、再度金利が低下する可能性も残されています。いずれにせよ今後の金利変動は激しくなりそうです。

内閣府が2019年11月8日に発表した景気動向指数は、これで2か月連続の悪化となり、日本は景気後退局面に入っている可能性が高まっています。もし3カ月連続で指数が悪化するようであれば、日本の景気に赤信号が灯ります。なかでも住宅指標の悪化は、住宅価格に影響を与えるため、住宅の購入を検討している方はチェックしておきましょう。

住宅ローンの利用を検討されている方の中には、オリンピック前に住宅を購入すべきか、オリンピック後まで様子を見るべきか、悩んでいる方も多いはずです。

住宅購入は将来を左右する決断になるため、慎重になるのは決して間違っていませんが、物件が上がるか、下がるかは一つの要因で決まる訳ではないため、悩み過ぎることに意味はありません

住宅ローンの借り換えを検討している方も同様で、金利が歴史的に低い水準にあるなか、借り換えないのもまた大きなリスクです。

究極的に言えば、住宅は欲しい物件があり、無理のない返済計画が建てられるのであれば、その時が買い時です。

住宅ローンの借り換えを検討している方は、総返済額の圧縮だけではなく、一部繰り上げ返済のし易さや団信の充実度なども考慮し、住宅ローンを選ぶと良いでしょう。

ここ3カ月の金利上昇を考慮しても、まだ住宅ローン金利は十分に低い水準にあります。住宅ローンの借り入れ(借り換え)を検討している方にとって、住宅ローン金利はまだ十分に魅力ある水準です。

そして今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。

いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!

  • 下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいせ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!

最後に、金利が上昇傾向に向かったとはいえ2019年12月の住宅ローン金利は、金利が上がったとはいえ低水準で推移しております。現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低い今月は、検討する価値があります。住宅ローン金利が最低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。

それでは、また。

1962年(昭和37年)徳島県徳島市生まれ。血液型O型。地場の自動車ディーラー株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏の強敵ライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。 家族は4歳年下の妻と一女二男と犬2匹。

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