■ 浴室のプライバシー!
みなさん、こんにちは。”私たちにちょうどいい家(R)プロジェクト”創業59年ダイヒョウ株式会社です。さて、今回の家づくりの基礎知識は、「浴室のプライバシー」についてお伝えします。
◆照明に気を付けましょう!
夜お風呂に入るとき、窓のブラインドには気を付けても、意外と気がつかないのが照明です。照明の位置によっては、ブラインドや窓ガラスに体のシルエットがうつりやすくなります。
最も悪い例は、窓とは反対側の壁に照明がついているケースです。これではシルエットが窓にうつってしまいます。また洗い場が影になり、薄暗い雰囲気になります。照明は窓の近くに取り付け、シルエットのうつり込みを防ぐと共に、影を少なくしましょう。
雰囲気のある照明を作りたい場合は、足下に電球色の照明を取り付けると落ち着いたシーンが演出できます。特にプライバシーが気になる方は、浴室をあまり明るくしない方が、落ち着いて入浴できるでしょう。
◆窓をどの位置につけるか?
窓の大きさや位置もポイントです。
最近は浴室の窓を大きくとるケースが増えていますが、周囲に家が建て込んでいて、入浴中に常にブラインドを下ろすようであれば、小さな窓の方が安心感があります。
窓が小さい場合は、自然の通気を確保するために、床に近い場所に吸気用の窓を、天井に近い位置に排気用の窓をとります。こうすると暖かい空気が上昇し、効率よく排気できます。また高い位置の窓はプライバシーを守りやすく、入浴中に開けておくことも出来ます。
自然光を沢山とりたい場合は、天窓を取り付ける方法もあります。天窓は煙突のように効率的な排気もできます。ただし水滴がつきやすいので、窓に傾斜を付けると水滴が下に落ちるのを防げます。天窓とはいえ、透明ガラスが心配な方は、型板ガラスなどを使うとよいでしょう。
◆中庭を有効利用する!
中庭があるプランの場合、中庭側に浴室の窓を付けると、プライバシーを守りながら開放感を楽しめます。
スポーツ好きの家族の場合、外から浴室に出入りできるようにすれば、家の中に入らずに直接入浴できて便利です。中庭を木製デッキやタイル貼りにすると、裸足のままで外に出られます。湯上がりにガーデンチェアで涼んだり、ホテルライクな暮らしが楽しめそうです。
この場合、中庭の壁を高くしてプライバシーを守ります。ちなみにこうした中庭を「バスコート」といいます。浴室に外から直接入れるようにした場合、浴室の防犯性が低くなるので、中庭に鍵のついたドアを設けるなどの工夫が必要です。
◆ハーフユニットという選択肢!
一戸建ての住宅でも、最近はユニットバスの浴室が標準となっています。浴室に天然木やタイルを使いたい場合、ユニットバスではなかなか実現できません。しかし建設業者はユニットをすすめるケースが多いのです。
その理由のひとつはメンテナンスの問題です。在来工法(昔からの浴室の作り方)では、年数が経つと床の防水効果がなくなり、水漏れを生じることが多く発生します。1階の浴室なら問題ないように思えますが、土台などに水が染みこむと、腐ったり、白アリを呼ぶこともあります。
ユニットバスと在来工法の良いところを合わせ持つのが、ハーフユニットバスです。これは浴槽の高さまでのユニットバスで、壁や天井の仕上げは自由に選べます。
開放的なガラスの壁を作れるなど、ユニットバスに比べ自由度が高く、防水工事がいらない分、在来工法よりも安全でコストが下がるケースもあります。ちなみにデザインがシンプルなものが、建築家には人気です。
◆気持ちしだいで浴室はもっと楽しくなる!
最近は、ユニットバスの仕様が豪華になり、価格も高いものが増えました。液晶テレビやミストサウナ、ジェットバスなど、気持ちをリラックスさせる機能が充実しています。浴室はただ入浴するだけでなく、ホームシアターなどと同じく、帰宅後の時間を楽しむ空間に変化しています。
浴室は裸で過ごす場所なので、肌に触れる(近い)素材には、やはり本物の材料を使いたいものです。人の肌は、ものから出る赤外線などを微細に感じているといわれます。
天然木風やタイル風の素材よりも、一部でもいいから本物の木やタイル、石などを使った方が、気持ちをリラックスさせる効果は高まるのではないかと思います。
それでは、また!!
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