■ フラット35、 わずかながら金利上昇!

さて、月初めは、住宅ローンの金利が気になりますよね。それでは、早速今月発表された各金融機関の今月の住宅ローン金利を見てみましょう。メガバンク5銀行より発表された2020年11月適用分の住宅ローンです。以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。

  • 三菱UFJ銀行…1.44%→1.39%(-0.05%
  • 三井住友銀行1.10%→1.10%(±0.00%
  • みずほ銀行…0.80%→0.70%(-0.10%
  • りそな銀行…0.595%→0.595%(±0.00%
  • 三井住友信託銀行…0.60%→0.57%(-0.03%

今月の、メガバンクの、当初固定10年間の金利は人気の三菱UFJ銀行とみずほ銀行と三井住友信託銀行が金利を引き下げ、その他の金融機関は据え置きました。

では、当初固定10年間だけでなく、全体的に細かく見ていきます。

メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行の住宅ローン金利は、変動金利を据え置く一方で、3年固定、10年固定、30年固定の金利を引き下げています。これで住宅ローン金利の引き下げは2か月連続です。

三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行は、変動金利、固定金利共に据え置きました

みずほ銀行は、変動金利は据え置きましたが、11年を超える固定金利を引き上げています

今月はメガバンクによって大きく対応が分かれた月と言えるでしょう。

では、先月、金利を引き上げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?さっそく『今週のTOPIC』をご覧ください!!

■ フラット35、 わずかながら金利上昇!

住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2020年11月の適用金利が発表されました。

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…

 1.31%(前月より+0.01%)~2.06%

と、今月は、わずかながら金利が上がりました。0.01%の金利上昇なので、魅力的なサービスを提供中です。

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。

1.22%(前月より+0.01%)~1.97%

と、中期に関しても金利が上がりました。

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…

1.57%~2.32%

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…

1.48%~2.23%

以上のようになっています。

今月のフラット35は、全体的に金利が上がりました。多くの金融機関が、固定金利を上げましたがフラット35も同様に、金利を引き上げました。

メガバンク・ネット系バンクも金利を引き上げましたがフラット35は、安定的に低金利の状況ですので圧倒的に有利です。今月も引き続き長期固定の金利は、フラット35が強く、魅力的なサービスを提供しています。また、他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。

◆2020年11月の住宅ローン金利の傾向!

今月の住宅ローン金利は、多くの金融機関が長期金利を中心に引き上げています。住宅ローン金利が不安定な状況は、変わっておらず、今後も乱高下する可能性が高いでしょう。

理由は、世界の金利を左右する米国債10年物の金利が乱高下を続けております。また、大統領選も不透明な状況が続いており、今後の金利動向は予断を許しません。

いずれにせよ、日本の金利がこれ以上下がるとは考えにくいため、リスクに関してはむしろ上(金利上昇)と考えるべきでしょう。

足元の経済状況を見ると、住宅価格が頭打ちになり、オフィス需要も低迷、不動産価格は下落する地域が増えています。

住宅価格の状況は、一見喜ばしいニュースのように思いますが、景気の悪化からくる収入減は、私たちの生活に暗い影を落としており、住宅を取り巻く環境は決して良くありません。住宅ローンの利用を検討している方は、金利上昇に注意を払いつつ、良いタイミングを見計らい、決断しましょう。

◆各住宅ローン商品の金利動向!

  • 変動金利!

メガバンク・ネット系銀行、全ての金融機関が金利を据え置きました。今月は、動きがありませんでした。

  • 固定金利!

長期固定は、新規の借り入れに関してはほとんどの金融機関が金利を引き上げました。ほとんどの金融機関が金利を引き上げる中、三井住友銀行のみですが、3年固定、10年固定、30年固定の金利を引き下げています。

フラット35も、金利を引き上げましたが、0.01%のみの上昇ですので、、安定的に魅力ある水準で提供しており、候補に1つにすべき住宅ローンであることに間違いありません。

◆2020年11月の住宅ローン金利の動向を総括!

長期固定金利を引き上げた金融機関が多かった月と言えるでしょう。

新型コロナウイルスの問題はまだ収束しておらず、米国の大統領選挙の影響も今後の住宅ローン金利に不安定な値動きが続きそうです。今後に関しては、足元の米国金利の反発を予想しており、12月も金利が上昇する可能性が高いでしょう。

住宅ローンの利用を検討している方は、金利上昇に注意を払いつつ、良いタイミングを見計らい、住宅ローンを選びましょう。

そして今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。

いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!

※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!

最後に、ほとんどの金融機関が金利を引き上げた2020年11月の住宅ローン金利は、まだ低水準で推移しております。現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低い今月は、検討する価値があります。住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。

それでは、また。

 

 

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木内 淑規

1962年(昭和37年)徳島県徳島市生まれ。血液型O型。地場の自動車ディーラー株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏の強敵ライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。 家族は4歳年下の妻と一女二男と犬2匹。

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