■ フラット35、3か月連続で金利が下がりました!!

さて、月初めは、住宅ローンの金利が気になりますよね。それでは、早速今月発表された各金融機関の今月の住宅ローン金利を見てみましょう。メガバンク5銀行より発表された2021年6月適用分の住宅ローンです。以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。

金融機関名 6月金利 7月金利 差異 傾向
三菱UFJ銀行 0.74% 0.69% (-0.05%)
三井住友銀行 1.15% 1.15% (±0.00%)
みずほ銀行 0.60% 0.55% (-0.05%)
りそな銀行 0.645% 0.595% (-0.05%)
三井住友信託銀行 0.52% 0.47% (-0.05%)

今月のメガバンクの、住宅ローン、当初固定10年間は、三井住友銀行が据え置き、その他の金融機関は、金利を引き下げました。では、メガバンクTOP3の住宅ローンの動きを、全体的に細かく見ていきます。

メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行は、変動金利を据え置く一方で、10年を超える金利を引き下げました。

三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行は、35年固定金利を3か月連続で引き下げました。

みずほ銀行は、変動金利を据え置く一方で、新規借り入れるユーザーの11年を超える固定金利を引き下げています。一方で住宅ローンを借り換えるユーザーの15年固定金利を引き上げました。

今月のメガバンクTOP3は、借り入れ期間だけではなく、新規か借り換えでも対応が分かれました。

では、先月、金利を引き下げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?さっそくご覧ください!!

■ フラット35、3か月連続で金利が下がりました!!

(新商品:ZERO-CUBE POPEE

住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2021年7月の適用金利が発表されました。

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…

1.33%(前月より-0.02%)~2.10%

今月も、金利を引き下げました。

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。

1.20%(前月より-0.01%)~1.97%

と、中期に関しても金利を引き下げました。

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…

1.59%~2.36%

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…

1.46%~2.23%

以上のようになっています。

今月もフラット35は、全体的に金利が下がりました。今月の長期固定金利は殆どの金融機関が金利を引き下げておりますが、フラット35も同様に金利を引き下げました。

常々お伝えしておりますとおり、フラット35は、元々の金利が低く、金利の上げ下げも小幅です。(今回も0.01%の下降)フラット35は、安定的に低金利の状況となり、圧倒的に有利です。ということで、今月も引き続き長期固定の金利は、フラット35が強く、魅力的なサービスを提供しています。そして、他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。

◆2021年7月の住宅ローン金利の傾向!

今月も住宅ローンの金利は、過去最低水準を継続しました。ほとんどの金融機関が短期、中期、長期金利のいずれかを引き下げています。世界の金利を大きく左右する米国債10年物の金利は1.43%前後と前月比大きく低下しており、日本の住宅ローン金利もこの金利動向に大きな影響を受けています。米国が、金融政策を変更するかどうかに注目が集まっており、FOMC次第で大きく動きそうです

対して日本は、ワクチン接種が停滞し、デルタ株の感染拡大、オリンピック観客問題等、問題が山積しています。ここから再度ワクチン接種を加速させ、景気回復に繋げることができれば、経済は復調する可能性もありますが、政治の鈍さを考えると予断を許しません。住宅ローン金利に関しては、日本経済に期待できない以上、米国の金利動向に大きく左右される状況が続きそうです。住宅ローンの利用を検討している方は、これまで以上に物件価格と金利動向に注意が必要です。

◆各住宅ローン商品の金利動向!

  • 変動金利

多くの金融機関が金利を据え置いています。金利を据え置いたので、7月の変動金利の住宅ローンの金利目安は、0.4%から0.5%となります。この金利より高ければ割高、低ければ割安といえます。

  • 固定金利 10年~(中期)

金融機関の多くが金利を引き下げています。住信SBIネット銀行は、ほぼ全ての期間の金利を引き下げ、auじぶん銀行は15年以上の固定金利を引き下げました。三井住友信託銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行といったメガ信託、メガバンクも金利を引下げています。

  • 固定金利 長期

フラット35を含め、ほとんどの金融機関が金利を引き下げました。長期固定金利は、頭金の割合によってメリットが変わりすが、つなぎ融資を利用すれば、頭金なしでもフラット35が最もメリットがあります

◆2021年7月の住宅ローン金利の動向を総括!

ほぼ全ての金融機関がいずれかの期間の金利を引き下げた月と言えるでしょう。国内のコロナの拡大を食い止められるかどうかは7月、8月が鍵を握ります。ワクチン接種が進み、東京五輪での感染拡大が起きなければ、ゆるやかな景気回復が待っているでしょう。

そして、景気が回復したら、金利の上昇が始まると考えられます。その場合は、変動金利よりも固定金利のメリットを意識しましょう。現在、日本銀行の金融政策により金利約1%程度に抑えられていますが、金融政策が変更されれば、少なくとも1% 程度の上昇が予想されます。そうなれば、変動金利や期間の短い固定金利は、たちまちに超長期金利を追い抜かしてしまうほど、金利差が小さいことを認識しましょう。

住宅ローンの金利が最低水準の状況の現在は、今後の金利上昇に向けて、超長期固定を低金利で住宅ローンを組める、最後のチャンスかもしれませんので、ご検討下さい。

ですので、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!

※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!

最後に、金利は上昇傾向ですが2021年7月の住宅ローン金利は、いまだ低水準で推移しております。現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低い今月は、検討する価値があります。住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。

それでは、また!!(今日もお元気で、ステキな一日をお過ごしください(^^♪)

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木内 淑規

1962年(昭和37年)徳島県徳島市生まれ。血液型O型。地場の自動車ディーラー株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏の強敵ライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。 家族は4歳年下の妻と一女二男と犬2匹。

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