■ フラット35、今月は金利を引き上げました!

■当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプ!

それでは、早速今月発表された各金融機関の今月の住宅ローン金利を見てみましょう。メガバンク5銀行より発表された2021年2月適用分の住宅ローンです。以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。

金融機関 1月 2月 差異 傾向
三菱UFJ銀行 1.39% 1.39% (±0.00%)
三井住友銀行 1.10% 1.10% (±0.00%)
みずほ銀行 0.60% 0.65% (+0.05%)
りそな銀行 0.595% 0.595% (±0.00%)
三井住友信託銀行 0.52% 0.52% (±0.00%)

今月の、メガバンクの、当初固定10年間の金利はみずほ銀行のみ金利を引き上げ、その他の金融機関は据え置きました。では、当初固定10年間だけでなく、全体的に細かく見ていきます。

メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行の住宅ローン金利は、変動、固定金利共に据え置いています

三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行は、35年固定金利のみ引き上げました。

みずほ銀行は、変動金利は据え置きましたが、他の2行と異なり、10年を超える金利を引き上げております。

先月に続き、3か月連続で、メガバンクは、全く異なる対応となることは、非常に珍しく、やはり、住宅ローンの金利は不安定に推移してると思います。

では、先月、金利を引き下げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?

■ フラット35、今月は金利を引き上げました!

住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2021年2月の適用金利が発表されました。

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…

 11.32%(前月より+0.03%)~2.17%

今月は、金利を引き上げました。

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。

1.23%(前月より+0.03%)~2.08%

と、中期に関しても金利を引き上げました。

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…

1.58%~2.43%

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…

1.49%~2.34%

以上のようになっています。

今月のフラット35は、全ての金利を若干引き上げました。フラット35は、金利を上げる場合や下げる場合の際に、他の金融機関と違い小幅な上昇であることが特徴です。多くの金融機関が、固定金利の金利を引き上げる中、フラット35も同様に金利を引き上げました。

しかしながら金利が上がったとはいえ、フラット35は、元々の金利が低く、金利の上げ下げも小幅で安定的に低金利の状況となり、圧倒的に有利です。

今月も引き続き長期固定の金利は、フラット35が強く、魅力的なサービスを提供しています。そして、他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。

◆2021年2月の住宅ローン金利の傾向!

今月の住宅ローン金利は、金融機関によって対応が大きく分かれました。世界の金利を大きく左右する米国債10年物の金利は、さらに上がり1.1%を突破しました。日本の金利もこの影響から逃れられないでしょう。

さらに日本では、新型コロナウイルスの感染が拡大しており、ワクチンの接種開始も遅れています。日本経済が今後、低迷するならば、円は売られ、悪い金利上昇が起こる可能性があります

日銀は2013年4月から2021年2月まで、8年以上円を刷り続ける異次元緩和を継続していますが、そのツケは必ず来ます経済学の観点から、お金を沢山擦った先にあるのは、お金の価値が下がり、物価と金利が上がっていくインフレです。日本だけがその呪縛から逃れられる訳ではありません。住宅ローンの利用を検討している方は、これまで以上に物件価格と金利動向に注意しましょう

◆各住宅ローン商品の金利動向!

  • 変動金利!

メガバンク・ネット系銀行のほとんどの金融機関が新規の金利を据え置きました。先月金利を下げたネット系銀行の代表格の住信SBIネット銀行は、借り換えの変動金利を引き上げております。

  • 固定金利!

中長期固定は、新規の借り入れに関しては、金融機関によって対応が分かれました。ほとんどの金融機関が金利を据え置くか上げています。そしてお伝えした通りフラット35は、金利を引き上げました。フラット35は、金利の上げ下げの幅が小さい為安定的に魅力ある水準で提供しており、候補に1つにすべき住宅ローンであることに間違いありません。

◆2021年2月の住宅ローン金利の動向を総括!

金融機関によって対応がわかれた月と言えるでしょう。

世界ではワクチンの接種がスタートしましたが、新型コロナウイルスの問題が終息するにはまだ長い時間がかかりそうです。今後も物価動向や金利動向にはくれぐれも注意しましょう。

そして、住宅ローン選びに悩んでいる方は、インターネットなどで、住宅ローンの各種ランキングの結果と、ユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!

そして今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!

※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!

最後に、2021年2月の住宅ローン金利は、まだ低水準で推移しております。現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低い今月は、検討する価値があります。住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう

それでは、また。

 

 

 

 

 

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木内 淑規

1962年(昭和37年)徳島県徳島市生まれ。血液型O型。地場の自動車ディーラー株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏の強敵ライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。 家族は4歳年下の妻と一女二男と犬2匹。

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