■ フラット35 今月も金利を引き上げました!

■ フラット35 今月も金利を引き上げました!

さて、月初めは、住宅ローンの金利が気になりますよね。それでは、早速今月発表された各金融機関の今月の住宅ローン金利を見てみましょう。メガバンク5銀行より発表された2021年3月適用分の住宅ローンです。以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。

金融機関名 2月の金利 3月の金利 前月比 傾向
三菱UFJ銀行 1.39% 1.39% (±0.00%)
三井住友銀行 1.10% 1.15% (+0.05%)
みずほ銀行 0.60% 0.70% (+0.05%)
りそな銀行 0.595% 0.645% (+0.05%)
三井住友信託銀行 0.52% 0.57% (+0.05%)

今月の、メガバンクの当初固定10年間の金利は三菱UFJ銀行のみ金利を据え置き、その他の金融機関は、金利を引き上げました。では、当初固定10年間だけでなく、全体的に細かく見ていきます。

メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行の住宅ローン金利は、変動、固定金利共に据え置いています。それ以外のメガバンクは、変動金利を据え置き、固定金利を引き上げました。今月もメガバンクの足並みは揃いませんでした。

では、先月、金利を引き下げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?さっそくご覧ください!!

■ フラット35 今月も金利を引き上げました!

住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2021年3月の適用金利が発表されました。

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…

1.35%(前月より+0.03%)~2.23%

今月は、金利を引き上げました(↑)

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです

1.26%(前月より+0.03%)~2.14%

と、中期に関しても金利を引き上げました(↑)

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…

1.61%~2.49%

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…

1.52%~2.40%

以上のようになっています。

今月のフラット35は、全ての金利を若干引き上げました。多くの金融機関が、固定金利の金利を引き上げる中、フラット35も同様に金利を引き上げました。

金利が上がったとはいえフラット35は、元々の金利が低く、金利の上げ下げも小幅で安定的に低金利の状況となり、圧倒的に有利です。

実際に、この2か月、フラット35とメガバンクの固定金利は、上がっております。しかし、上り幅は、1か月あたりフラット35は、0.03%メガバンクは、0.05%となり、2か月通してみるとフラット35は、0.06%、メガバンクは、0.10%で0.04%も差がでるのです。

ということで、今月も引き続き長期固定の金利は、フラット35が強く、魅力的なサービスを提供しています。そして、他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。

◆2021年3月の住宅ローン金利の傾向!

今月の住宅ローン金利は、ほとんどの金融機関が、変動金利を据え置き、中期・長期の固定金利を引き上げました。

世界の金利はもちろん、日本の金利(住宅ローン)を大きく左右する米国債10年物の金利が一時的に1.6%と上昇し、この影響を受け、各金融機関の金利が上がりました

今後の日本の金利に関しては、米国債の影響と新型コロナの影響と東京オリンピックの開催判断に伴い、経済が低迷する場合は、円は売られ、悪い金利上昇が起こる可能性があります

また、日銀の異次元緩和の継続のツケはいつか払わなければいけません。お金を大量に擦った後は、お金の価値が下がり、物価と金利が上がっていくインフレです。住宅ローンの利用を検討している方は、これまで以上に物件価格と金利動向に注意しましょう。

◆各住宅ローン商品の金利動向!

  • 変動金利!

変動金利は、全ての金融機関が金利を据え置いています。変動金利を選ぶ際は、0.4%から0.5%が現在の金利の目安です。この金利より高ければ割高、低ければ割安と考えると良いでしょう。

  • 固定金利!

固定金利は、短期が据え置かれる一方で、中期、長期固定金利の一部が上昇しました。日本の住宅ローンの金利に影響を与える米国10年国債の金利は、現在1.4%前後で推移し、(2021年3月1日現在)日本国債の金利も一定程度影響を受けるため、来月も金利が上昇する可能性が高いでしょう。

しかしながら今月は金利が上がりましたが、これから住宅ローンを借り入れる方は、借り入れ期間中金利が変動しない固定金利を視野に入れることをおすすめします

また、固定金利で一番人気のフラット35は、今月も金利の上げ下げの幅が小さいので安定的に魅力ある水準で提供されており、候補に1つにすべき住宅ローンであることに間違いありません。

◆2021年3月の住宅ローン金利の動向を総括!

ほとんどの金融機関が、中期・長期の固定金利を上昇させた月と言えるでしょう。新型コロナの問題もありますが、米国債が、一時1.6%まで上昇したことが大きな要因です。今後、起こりえるインフレを意識して、物価動向や金利動向にはくれぐれも注意しましょう。

住宅ローン選びに悩んでいる方は、インターネットなどで、実践している住宅ローンの各種ランキングの結果と、住宅ローンユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!

そして、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。

いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!

※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても早めに行動へ移すことをお勧めします!!

最後に、2021年3月の住宅ローン金利は、まだ低水準で推移しております。現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低い今月は、検討する価値があります。住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。

それでは、また。

 

 

 

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木内 淑規

1962年(昭和37年)徳島県徳島市生まれ。血液型O型。地場の自動車ディーラー株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏の強敵ライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。 家族は4歳年下の妻と一女二男と犬2匹。

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