■フラット35は、判断がわかれました!!

さて、月初めは、住宅ローンの金利が気になりますよね。それでは、早速今月発表された各金融機関の住宅ローン金利を見てみましょう。メガバンク5銀行より発表された2021年4月適用分の住宅ローンです。以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。

金融機関名 3月   4月 差異 傾向
三菱UFJ銀行 1.39% 0.74% (-0.65%)
三井住友銀行 1.15% 1.15% (±0.00%)
みずほ銀行 0.70% 0.65% (-0.05%)
りそな銀行 0.645% 0.695% (+0.05%)
三井住友信託銀行 0.57% 0.57% (±0.00%)

今月のメガバンクの、住宅ローン、当初固定10年間の金利は判断が分かれました三菱UFJ銀行は、キャンペーンをはじめたので、大幅に金利を下げました。先月、金利を0.05%上げた、みずほ銀行やりそなは、戻る感じで0,05%金利を下げました。りそな銀行のみ、金利を上げ、三井住友銀行、三井住友信託銀行は、金利を据え置きました。

では、メガバンクTOP3の住宅ローンの動きを、全体的に細かく見ていきます。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行は、変動、固定金利共に引き下げました三井住友銀行は、35年固定金利を引き上げています。みずほ銀行は、変動金利を据え置く一方で、10年を超える金利を引き下げています。今月のメガバンの住宅ローンの動きは、総じて金利を引き下げた月になりました。では、先月、金利を引き下げた、固定型住宅ローンの代名詞でもある全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?さっそくご覧ください!!

■ フラット35は、判断がわかれました!!

住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2021年4月の適用金利が発表されました。

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…

1.37%(前月より+0.02%)~2.17%

今月も金利を引き上げました。

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。

1.24%(前月より-0.02%)~2.14%

と、中期に関して金利を引き下げました。

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…

1.63%~2.49%

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…

1.52%~2.40%

以上のようになっています。

今月のフラット35は、長期の35年は、金利を若干引き上げ20年以下の(フラット20)中期の金利は、金利を引き下げ、フラット35の、金利設定にて判断が分かれました。多くの金融機関が、固定金利の金利を引き下げる中、フラット35は金利を引き上げました。

金利が上がったとはいえフラット35は、元々の金利が低く、金利の上げ下げも小幅です。多くの金融機関が金利を引き上げる場合、1か月で0.05%という状況の中、フラット35は、2か月で、0.05%でした。まだまだ、フラット35は、安定的に低金利の状況となり、圧倒的に有利です。

ということで、今月も引き続き長期固定の金利は、フラット35が強く、魅力的なサービスを提供しています。そして、他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。

◆2021年4月の住宅ローン金利の傾向!

今月の住宅ローン金利は、金融機関によって対応が大きく分かれました。

世界の金利を大きく左右する米国債10年物の金利は1.7%前後で推移しており、日本の金利も同じように、上昇傾向にあります。日銀は3月の政策見直しで、長期金利の変動幅をプラスマイナス0.25%に引き上げており、日本の金利が上がる可能性がますます高まっています世界の景気が過熱していけば、その先にあるのは、物価と金利が上がっていくインフレです。最近の物価上昇を見ると、日本にもインフレの足音が近づいております。住宅ローンの利用を検討している方は、これまで以上に物件価格と金利動向に注意しましょう。

◆各住宅ローン商品の金利動向!

  • 変動金利

ネット銀行大手「住信SBIネット銀行」が借り換え用の変動金利を引き上げていますが、その一方でメガバンクの一角「三菱UFJ銀行」が金利を引き下げる等、例年にない動きが出ています。今月の変動金利型の住宅ローンの金利目安は、0.4%から0.5%となります。変動金利を選ぶ際は、0.4%から0.5%が現在の金利の目安です。この金利より高ければ割高、低ければ割安ということになります

  • 固定金利

住信SBIネット銀行は、20年を超える固定金利を引き下げていますが、auじぶん銀行は3年固定のみ引き下げ、逆に15年固定と20年固定金利は引き上げました。その他金融機関の動きを見ると、ソニー銀行が5年固定及び、30年固定金利を引き上げる一方で、メガバンクは総じて金利を引き下げています。

◆2021年4月の住宅ローン金利の動向を総括!

金融機関によって対応が分かれた月と言えるでしょう。世界ではワクチンの接種がスタートしましたが、日本のワクチン接種は遅れており、地域によっては第4波の兆候も出てきています。新型コロナの問題が終わるには長い時間がかかります。ですので住宅ローンの金利は不安定に推移しますが、まだ低金利の状況です。住宅ローン選びに悩んでいる方は、インターネットなどで践している住宅ローンの各種ランキングの結果と、住宅ローンユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!

そして、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!

※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!

最後に、金利は上昇傾向ですが2021年4月の住宅ローン金利は、まだ低水準で推移しております。現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低い今月は、検討する価値があります。住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。

それでは、また!!

(お元気で良い一日をお過ごしください(^^♪)

 

 

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木内 淑規

1962年(昭和37年)徳島県徳島市生まれ。血液型O型。地場の自動車ディーラー株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏の強敵ライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。 家族は4歳年下の妻と一女二男と犬2匹。

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