■「フラット35」、金利を据え置きました!!

さて、月初めは、住宅ローンの金利が気になりますよね。それでは、早速今月発表された各金融機関の今月の住宅ローン金利を見てみましょう。メガバンク5銀行より発表された2021年9月適用分の住宅ローンです。以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。

金融機関名 8月適用金利 9月適応金利 差異 傾向
三菱UFJ銀行 0.69% 0.69% (±0.00%)
三井住友銀行 1.15% 1.15% (±0.00%)
みずほ銀行 0.55% 0.55% (±0.00%)
りそな銀行 0.595% 0.595% (±0.00%)
三井住友信託銀行 0.47% 0.47% (±0.00%)

今月のメガバンクの、住宅ローン、当初固定10年間は、全ての金融機関が金利を据え置きました。

では、メガバンクTOP3の住宅ローンの動きを、全体的に細かく見ていきます。

メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行は、変動・固定ともに金利を据え置きました。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行も変動・固定ともに金利を据え置きました。4か月連続で引き下げた35年固定金利もここで一旦ストップとなりました。みずほ銀行も、変動・固定ともに金利を据え置きました。今月のメガバンクTOP3は、まったく動きがなく変動・固定ともに金利を据え置くというカタチで、足並みが揃いました。

では、先月まで、4か月連続で、金利を引き下げていた、固定型住宅ローンの代名詞でもある全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?

■「フラット35」、金利を据え置きました!!」

住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2021年9月の適用金利が発表されました。

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…

1.28%(前月より±0.00%)~2.08%

今月も、金利を引き下げました。

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。

1.15%(前月より±0.00%)~1.95%

と、中期に関しても金利を引き下げました。

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…

1.54%~2.34%

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…

1.41%~2.21%

以上のようになっています。

今月もフラット35は、全体的に金利を据え置きました今月の長期固定金利は殆どの金融機関が金利を据え置いておりますが、フラット35も同様に金利を据え置きました。先月、-0.05%と大幅に金利を下げた後の据え置きなので、魅力的なサービスを提供しております。基本的に、フラット35は、元々の金利が低いので、今月の金利据え置きは嬉しいニュースです。そして、他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。

◆2021年9月の住宅ローン金利の傾向!

今月も住宅ローンの金利は、過去最低水準を継続しました。10年固定・35年固定の一部が金利を引き下げる相場となりました。

世界の金利を大きく左右する米国債10年物の金利は、コロナ禍における財政出動と金融緩和によって、4月以降は上昇が止まり、今月も目に見えて金利は大きく下がりました。ただし、FOMCが2023年末までに2回の利上げに動くという可能性を示唆しており、いずれ金利は上昇するという見方が濃厚です。

対して日本の市場金利(10年国債)は7月の米国長期金利の下落に影響される形で日本の長期金利も引き下がっており、7月中旬になると0.01%前後まで下落し、8月上旬には、一時0%付近まで下落しましたが、その後はゆるやかに上昇し、9月1日の市場金利は、0.030%となっています。日本政府や日銀が動く気配はなく、日本の金利は米国の金利動向に大きく左右される状況が続くので、住宅ローンを検討している方は注目しておきましょう。

◆各住宅ローン商品の金利動向!

  • 変動金利

多くの金融機関が金利を据え置いています。金利を据え置いたので、先月と状況は変わらず9月の変動金利の住宅ローンの金利目安は、0.4%から0.5%となります。この金利より高ければ割高、低ければ割安といえます。

  • 固定金利 10年~(中期)

先月に引き続き、全体的に金利を引き下げる傾向にあります。なお、みずほ銀行は6カ月連続でトップでした。りそな銀行とみずほ銀行が低金利を争っている状態が続いています。みずほ銀行は金利をほぼ毎月変更しており、今月の金利が来月も利用できる可能性は低いので注意しましょう。

  • 固定金利 長期

フラット35を含めほとんどの金融機関が金利を据え置きました。長期固定金利は頭金の割合によってメリットが変わりますが、つなぎ融資を利用すれば、頭金なしでもフラット35が最もメリットがあります

◆2021年8月の住宅ローン金利の動向を総括!

ほぼ全ての金融機関がいずれかの期間の金利を引き下げた月と言えるでしょう。住宅ローンの利用を検討している方は、今月は間違いなく大きなチャンスです。いずれ来る金利の上昇に備えて、変動金利よりも固定金利のメリットを意識しましょう。現在、金融政策により金利約1%程度に抑えられていますが、金融政策が変更されれば、少なくとも1% 程度の金利上昇が予想されます。そうなれば、変動金利や期間の短い固定金利は、たちまちに超長期金利を追い抜かしてしまうほど、金利差が小さいことを認識しましょう。

ですので、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!

※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!

最後に、金利を引き下げ傾向にある2021年9月の住宅ローン金利は、いまだ低水準で推移しております。現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低い今月は、検討する価値があります。住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。

それでは、また!!(今日もお元気で、ステキな一日をお過ごしください(^^♪)

 

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木内 淑規

1962年(昭和37年)徳島県徳島市生まれ。血液型O型。地場の自動車ディーラー株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏の強敵ライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。 家族は4歳年下の妻と一女二男と犬2匹。

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