■「2021(令和3年)10月の住宅ローン」金利動向!

■「2021(令和3年)10月の住宅ローン」金利動向!

さて、月初めは、住宅ローンの金利が気になりますよね。それでは、早速今月発表された各金融機関の今月の住宅ローン金利を見てみましょう。メガバンク5銀行より発表された2021年10月適用分の住宅ローンです。以下にご紹介するものは、当初10年間の金利が固定される各行の主流タイプの商品です。

金融機関 9月 10月 差異・傾向
 三菱UFJ銀行 0.69% 0.69% (±0.00%)
 三井住友銀行 1.15% 1.15% (±0.00%)
 みずほ銀行 0.50% 0.55% (+0.05%)
 りそな銀行 0.595% 0.595% (±0.00%)
 三井住友信託銀行 0.47% 0.47% (±0.00%)

今月のメガバンクの、住宅ローン、当初固定10年間は、みずほ銀行は金利を引き上げ、その他の金融機関が金利を据え置きました。では、メガバンクTOP3の住宅ローンの動きを、全体的に細かく見ていきます。

メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行は、期間を問わず据え置きでした。これは2か月連続です。

三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行も、短期・中期固定金利を据え置きましたが、35年を超える長期固定金利に関しては引き上げています。

みずほ銀行も、変動金利を除き、全ての固定金利を引き上げており、メガバンクによって大きな違いが出ました。

では、先月金利を据え置いた、固定型住宅ローンの代名詞でもある全期間固定型金利の【フラット35】はどうなったでしょうか?

■フラット35、金利を引き上げました!!

住宅金融支援機構(東京都文京区)が民間金融機関と提供するフラット35の2021年10月の適用金利が発表されました。

◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の主力タイプの金利幅は…

1.30%(前月より+0.02%)~2.17%

今月は金利を引き下上げました。

◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の金利幅は以下の通りです。

1.18%(前月より+0.03%)~2.05%

と、中期に関しても金利を引き上げました。

◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下のタイプの金利幅は…

1.56%~2.43%

◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの金利幅は…

1.44%~2.31%

以上のようになっています。

今月のフラット35は、全体的に引き上げました。今月の長期固定金利は殆どの金融機関が金利を引き上げておりますが、フラット35も同様に金利を引き上げました。

基本的に、フラット35は、元々の金利が低いうえに0.02%のみの引き上げでしたので1.30%と低水準となり魅力的なサービスを提供しております。そして、他の金融機関に比べて審査が通りやすいのもフラット35の魅力のひとつです。

◆2021年10月の住宅ローン金利の傾向!

今月の住宅ローンの金利は、多くの金融機関が長期固定金利を中心に金利を引き上げました。住宅ローン金利は、ついに上昇傾向になったかもしれません

世界の金利を大きく左右する米国債10年物の金利は1.48%前後と前月比大きく上場し、米国ではインフレが進展しております。量的緩和を終了するテーパリングの開始が迫っており、金利上昇は今後も続くでしょう。

日本の量的緩和はまだ続いていますが、ワクチン接種が進展しており、10月1日には緊急事態宣言を解除し、経済の再開に伴い、金利は上向きの方向が増していきます世界の金利が上昇していくことを考えると、今後の住宅ローン金利に関しては、上向きになると考えるべきでしょう。住宅ローンの利用を検討している方は、これまで以上に米国の金利動向には注意が必要です。

◆各住宅ローン商品の金利動向!

  • 変動金利!

今月も多くの金融機関が金利を据え置いています。金利を据え置いたので、先月と状況は変わらず10月の変動金利の住宅ローンの金利目安は、0.4%から0.5%となります。この金利より高ければ割高、低ければ割安といえます。

  • 固定金利 10年~(中期)!

ここ数か月の引き下げ傾向が止まり、一部金利を引き上げた金融機関もありましたが、ほとんどの金融機関が金利を据え置いてます。みずほ銀行は7カ月連続でトップでした。みずほ銀行とりそな銀行が低金利を争っている状態が続いてます

  • 固定金利 長期!

フラット35を含めほとんどの金融機関が金利を引き上げました。長期固定金利は頭金の割合によってメリットが変わりますが、つなぎ融資を利用すれば、頭金なしでもフラット35が最もメリットがあります

◆2021年10月の住宅ローン金利の動向を総括!

一部金融機関が固定金利を引き上げた月と言って良いでしょう。住宅ローンの利用を検討している方にとって、今月はもしかすると最後のチャンスかもしれません。今後さらに金利が上昇することを考えると、変動金利よりも固定金利のメリットを意識しましょう

現在、金融政策により金利約1%程度に抑えられていますが、金融政策が変更されれば、少なくとも1% 程度の金利上昇が予想されます。そうなれば、変動金利や期間の短い固定金利は、たちまちに超長期金利を追い抜かしてしまうほど、金利差が小さいことを認識しましょう。

ですので、今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、フラット35は、借入時から完済時まで全期間固定型の住宅ローン商品なので、今借り入れた方は35年後の完済時までずっと低金利の恩恵を受けられる…というメリットがあります。いくら借入時の金利がいくら低くても、何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活…そうなってしまっては元も子もありません。目先の数字にとらわれず、しっかりとそれぞれの住宅ローン商品のメリット/デメリットを理解し、家族のライフプランに合った住宅ローンを選択しましょう!!

※下記のサイトにて、フラット35の金利推移をご確認いただけます。現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top

【フラット35】の利用を予定している方、住宅ローンの新規利用・借り換えをお考えの方など、いずれにしても、早めに行動へ移すことをお勧めします!!

最後に、金利の引き上げ傾向にある2021年10月の住宅ローン金利は、いまだ低水準で推移しております。現在購入を検討している方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとって、金利が低い今月は、検討する価値があります。住宅ローン金利が低水準にある、この機会を見逃さないようにしましょう。

それでは、また!!(今日もお元気で、ステキな一日をお過ごしください(^^♪)

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木内 淑規

1962年(昭和37年)徳島県徳島市生まれ。血液型O型。地場の自動車ディーラー株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏の強敵ライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。 家族は4歳年下の妻と一女二男と犬2匹。

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